新人研修会講師をしてきました
今日は、4月1日採用の新入職員研修会に参加させていただき、社会人としての働き方と就業規則の説明をしてきました。
このところ毎年ご依頼いただいている顧問先の社会福祉法人で、今日は21名の新人さんに向けて1時間ちょっとですがお話をしました。
今回で「第67期生」ってすごくないですか?
弊事務所も長くご愛顧いただき、大変にありがたいことです。
対象が保育士さんはじめ保育所の職員さん達なので、通常バージョンの新人研修と異なり、かなり保育園特化型のお話しをしました。
時間をいただければ何時間でも話せるのですが、今回はなんとか1時間15分で納めることができました。このところ講師の仕事が続いているので、少しはスキルアップしてるのかもしれません。
しかし、保育士さんも大変なお仕事です。
いまや社会を支える重要な任務を負っていると言っても過言ではないです。なにせ、子供を預かってもらえなければ働けないのですから。
少しでも良い就業環境を整えて、職員の皆さんが働きやすくなるように努めるのが自分の仕事だと、改めて肝に銘じた一日でした。
年次有給休暇管理表
研修会は、杜若経営法律事務所から弁護士の岸田鑑彦先生をお招きして「最新事例に基づく労務トラブル初動対応」というテーマでお話しいただきました。
研修時間の設定が14時30分から16時50分の2時間20分(質疑応答含む)だったのですが、そこに予行練習4時間30分のお話しを詰め込もうとしていただき、惚れ惚れするようなマシンガントーク。普通ならついていけないところ、素晴らしい解説とメリハリで本当に良い研修を受けることができました。
で、今日の本題は、支部例会でお話しさせていただいた、現在全社連で作成中の年次有給休暇管理表(エクセル)のこと。
以前に働き方改革伝達研修を受けてきたことは、このブログにも書きました。
tanaka-sr.hatenablog.jp
そのときにの話では、3月中旬くらいには会員向けに開発中の「平成31年4月労基法改正対応の年次有給休暇管理表」を全社連ホームページで公表予定と聞いておりました。
エクセルファイルの形で会員ページからダウンロードできるようにする「予定」と。
ということなので、支部の理事会その他でその旨お伝えしてきました。
けど、いまだそこに至っていません。
このままでは、オオカミ少年になってしまう( ;∀;)
全社連の戦略室にお問い合わせしたところ、発表は3月下旬から4月上旬になるそうです。
全社連のホームページの中に「働き方改革特設ページ」が開設され、そこから順次ダウンロードできるようになるそうです。
社労士の皆さん、マメに全社連のホームページをチェックしましょう。
できれば、法律施行前に用意してもらえればよかったのですけどね。
小倉山荘
珍しく、グルメ記事です。
昨日、都内の顧問先へご訪問した帰り、池袋西武で小倉山荘さんが催事販売をしていました。
美味しいんですよね。ここのお煎餅。
催事では「無選別おせんべい」が買えます。
この日は、上に画像を貼った「嵯峨乃焼」と「京のうす花(黒ゴマ)」を買いました。
無選別は安くてたくさん入ってます。
「たくさん人が並んでいるなぁ」と思って近くに行ったら、小倉山荘でした。
その後も約束があって時間なかったのですが、「並ばずにはいられないでしょ」とばかりに並びました。
並んでいる間にたくさん試食をいただきまして、この日は昼ご飯抜きだったのですが、お腹膨れました。
3月27日(水)から4月2日(火)まで感謝祭が開催されます。
午前中完売必至、幻の「カレー煎」が買えるかも。
興味がある方はこの期間、西武百貨店池袋店へGO!
平成31年度「保育士等の処遇改善加算研修」の実施
この状況を鑑み、平成31年度においては、下記の日程において「保育士等の処遇改善加算研修」の追加開催を決定いたしました。
本研修は、保育士等の処遇改善加算において求められる実践的な提案力を培うため、賃金制度、評価制度の整備・運用の留意点や不満のない職場環境づくりのための労務管理上の注意点等について、グループワークを中心としたカリキュラムで実施します。
保育施設の労務管理に携わるまたは今後携わる予定の社労士の皆様におかれましては、下記実施内容やチラシをご確認のうえ本研修への参加をご検討いただき、受講を希望される場合は、本ページ後部の「申込みフォーム」よりお申込ください。
<カリキュラム(予定)>
【講義1】
保育士等の処遇改善加算について(座学)
講師:保育業労務管理部会委員 菊地加奈子(神奈川会)
【講義2】
事例で学ぶ処遇改善加算 社労士としてのアプローチ(グループワーク)
講師:保育業労務管理部会委員 菊地加奈子(神奈川会)・大西幹子(大阪会)
※ 基本的に平成30年度研修と同様のカリキュラムで実施しますが、すでに同研修の一部(座学部分)が社労士研修システムにて公開されていることから、本研修においては、一部講義内容を変更のうえ実施する予定です。
<対象者>
保育施設の労務管理携わる又は今後携わる予定の社会保険労務士
<開催日・場所>
第1回 平成31年5月24日(金) 東京都内
第2回 平成31年6月21日(金) 大阪府内
いずれも午前10時~午後4時を予定。
両日とも同じ内容にて実施しますので、応募フォームにて希望する日程を選択のうえお申し込みください。
<定員>
各80名(予定)
※ 申込状況により変更する場合があります。
<参加費>
11,000円(税込)
<申込期間>
平成31年3月15日(金) ~ 平成31年3月28日(木)
処遇改善加算Ⅰとかキャリアアップ補助金とか
3月
年度末となりました。
このブログに書きましたが、今年度は、保育業関係に労務管理研修をさせていただいています。
tanaka-sr.hatenablog.jp
tanaka-sr.hatenablog.jp
この季節になると、処遇改善加算Ⅰ・キャリアアップ補助金の職員支給試案のご依頼をたくさん受けます。
ありがたいのですが、確定申告も重なるこの時期、結構大変です。
16日、17日の土日でかなり頑張りましたが、お陰様で両日とも帰宅は3時過ぎです。
支給が終われば、次年度早々に実施結果報告書の作成がありますので、こちらもお手伝いさせていただいております。
もうこれで30年近く保育業界の仕事をさせていただいてますので、習わぬ経を読むみたいなもので、いっぱしに「良い保育」なんてものも語るようになりましたが、やっぱり保育士さんの労務管理は難しさがあります。
平成25年に始まった保育士等処遇改善臨時特例事業が保育士等処遇改善加算になり、平成29年に新たな加算ができて処遇改善加算Ⅰと処遇改善加算Ⅱができ、保育園職員の処遇をめぐる環境は年々著しく変わってきています。
おまけに、東京都限定でキャリアアップ補助金なんてものもあります。
特に、処遇改善加算を支給する際に、支給の結果増額する法定福利費等をこの補助金から支出してよいとされたので、現場は未だに大混乱しています。
皆さんが一番苦労するのが、これから作成する実施結果報告です。
作成にはコツがいるのですが、そのうちこのブログでそのあたりを解説できたらと考えています。
さて、あと3施設分、明日までに作成しないといけないので、今日はこのくらいにしておきます。
自分のコストは?
会社から支払われる給料は、どこから来るのでしょうか?
それは、会社が事業を営むことで生み出される「利益」から支払われています。
利益とは、シンプルに言えば、P/Lでもわかる通り「売上-経費」です。
利益を上げる方法は、端的に言って2つ。
○ 売上を上げる
○ 経費を減らす
売上を上げる努力も大切ですが、経費を抑えるのも重要な仕事の一つです。
給料も経費の一部ですから、自分のコストは常に把握しておきましょう。
自分の1時間当たりのコストは、
Ⅰ.年間総収入 =(月給+諸手当)× 12ヶ月 + 賞与・・・・ ①
Ⅱ.年間総労働時間 = 1日平均労働時間 × 年間勤務日数・・・②
Ⅲ.表面上のコスト = ① ÷ ②・・・③
Ⅳ.実質的なコスト = ③ × 2.5
会社では、雇用を維持し、円滑に事業を行うため、社会保険料をはじめとする福利厚生費や環境設備費、事務経費、教育訓練費など額面給与の2.5倍に及ぶコストをかけています。
さて、あなたはこの金額に見合う成果を出しているでしょうか?
理解されるということ
この仕事をしていると、とてもたくさんの人と会います。
顧問先の経営者の方、従業員の方、そのご家族。
税理士の先生、司法書士、弁護士の先生。
年金相談会に来られた方、セミナー・講演会に参加していただいた方。
社会保険労務士の同業者、同じ支部の人、県内他支部の人、他都道府県会の人。
僕は、この道に入ってよかったと思っています。
人の話を聞くのが好きです。
人に話をするのも好きです。
今日もこうして事務所で一人PCに向かっています。
これまでのところ、まだ1日も休めていませんが、特に不満はありません。
自己分析をしてみれば、「誰かに何かを求められて、それに応えること」が喜びで、優先順位の基準がそこからきているからのようです。
請われれば受ける。
受けたことはやり遂げる。
そのために手段は選ばない。
そのために自分の時間が無くなっても特に不満は感じないし、違和感もない。
相手が喜んでくれるのが無上の喜び。
常に、相手を理解しようと努めています。
共感と理解を分けて考えられるようにできているらしく、よっぽどのことがない限り、相手の立場や考え方、思想、嗜好その他を理解します。
そして、「僕はいつでもあなたを理解していますよ」と必死に伝えようとしますが、こちらは不得意なようで上手くいかず、自分だけ勝手に傷ついていることもあります。
支えようと思って一人でバタバタして、でも相手にはそんな努力は伝わってなくて、いつの間にか解決していたなんてことはたくさんあって、勝手に落ち込んだりもします。
でも、これからも、相手を理解しようとし続けます。
自分が理解されているというのは、とても心地よいことだと思うのです。
だから、我慢せず、ため込まず、話してほしいです。
大体のことは受け止められます。
そして、なんでも話してもらえる、そんな信用ある人間になるために、これからも研鑽を重ねようと思います。