ロバート議事法
会議にはルールとやり方があります。
それを知らない人達が集まって会議をすると、どうしたってダラダラ会議になります。
会議の目的は3つです。
① 何かを決める
② 情報を共有する
③ アイデアを出し合う。
会議がダラダラ会議になる原因の多くは、参加者が会議の目的が①~③のどれかを整理してないことによります。これができていない一番の原因は、会議の進行係(議長)がファシリテータ―としての役割を果たしていないことにあります。
目的があいまいな会議の場合、3つが混在することがしばしばですが、進行係は、今、①なのか②なのか③なのかを参加者に明確に示しておく必要があります。
そのためには会議の進行を予め、①・②・③のゾーン(時間帯)を分け、報告事項、決議事項を混在させないことです。(③は必須ではありません。通常は③は「協議事項」であり、ブレインストーミングとして別枠でやるべきです。)
各議案にはタイムリミットを設け、一定時間を過ぎても質問が無くならない説明、いつまでも議論が続く決議事項は、進行係が次回以降に再提出するよう仕切り直す必要があります。ダラダラ会議を無くすには、だれかがこのファシリテーターの役割をする必要があります。
ロバート議事法(Robert's Rules Of Order)
こうした進行方法の基本に「ロバート議事法」という、議会運営の古典的メソッドがあります。
このやり方は形式ばり過ぎていて、通常の打合せレベルにはそぐいませんが、会議の基本ルールとしてはとても勉強になります。日本青年会議所(JC)やロータリークラブ(最近はRLIという討議方式に変わってきています)などで良く学ばれています。
ロバート議事法のポイント
以下はロバート議事法の基本ルール「4つの原則と4つの権利」です。
4つの原則
1.一事一件の原則
議題を明確にし、1つの議題を決議してから次の議題を議論する。2つ以上の議題を同時に議論しない。
2.一事不再議の原則
1度決議したことは、特別なことがない限り、再度議案としない。
3.多数決の原則
意見が分かれた場合は、多数の意見を採用する。ただし定足数以上であること。
4.定足数の原則
会議の出席数の定足(会員の1/2以上の出席が必要とか)を満たさないと、会議は開催しない。
賛成が定足数(参加者の1/2以上の賛成が必要とか)を満たさなければ、結論としない。
4つの権利
1、多数者の権利(過半数の賛成)
多数のものが支持する意見を採択する。
2.少数者の権利(少数意見の尊重)
少数者の意見を排除しない。1人以上の賛同者がいれば議案に上げることができる(動議)。反対や保留があれば、その理由をしっかり聴取し、議事録に残す。
3.個人の権利(プライバシーの権利擁護)
個人のプライバシーにかかわる議論はしない。まして個人の人格に関わる攻撃はしない。
4.不在者の権利(委任状・不在者投票)
議論の場に不在であっても、委任状、不在者投票などの救済措置をとる。
その他のルール
○参加者は、予め次第・議題に目を通しておく
○議長には発言許可権があり、議長の指名によってのみ発言ができる
○1つの議題で同意見を2度以上発言しない
○議案の提案者は提案理由を説明する
○1回の発言は10分以内(現実的には3〜5分以内)
○発言するときは先に、意見であるか、質問であるか、動議であるかを言う
○賛否は多数決で、過半数で採択とする。ただし、前に採択されたものを修正する場合には2/3の賛成が必要。
○賛否同数は否決とする。
実は、ロバート議事法を知ったのは、かれこれ6年前、初めて理事として埼玉会に出向したときのことです。
第1回目の理事会の席で、石倉会長が声高らかに「本会はロバート議事法に則って議事を進行する。知らない理事は各自調べて次回以降の理事会に臨むように」と宣言されまして、「はて?」と調べたのがきっかけです。
いまも理事会議長としての石倉会長の進行は、いっかなブレません。
これ一つだけでも、「大変だけど埼玉会に上がってよかったな」と思っています。
士業は一国一城の異能集団です。
これをまとめてあるべき方向へ進めていくのは本当に労力のかかる、骨の折れる仕事です。
ですが、ここでの苦労は仕事にも生きています。
やはり、「苦労は買ってでもするもの」です。
議事の進め方
今日は珍しく一日事務所で仕事をしました。
だいぶ捌きましたが、まだまだ山積みです。
今はスキマスイッチの「奏」を聞きながらコーヒーなんぞ飲みながらの小休止です。
一時期、米津玄師のLemonにハマっていた時期がありましたが、今はゆったりと奏を聞くことができる日々に落ち着いてきました。
洋楽も好きですが、GReeeenもよく聞いています。
GReeeenは曲もいいですが、MVも秀逸です。
さて、今日は議事進行です。
ここ近年、埼玉県社会保険労務士会では委員長職を拝命することが続き、委員会があれば委員長が議長として進行役を務めることになります。また、支部でも総務委員長を1期務めた後副支部長になり、はや3期目。理事会の議事進行を補助する事にもだいぶ慣れました。
とかく、日本人は会議が下手だと言われます。
とにかく会議は準備が8割、後は議長の采配で決まります。
会議をするときには、まず会場設定(日時、会場、出席者)をしっかり用意するのが大前提です。
その上でいつも自分が心掛けているのは、下記の3点です。
① 会議の目的をしっかり理解すること
② 会議のゴールを把握しブレないこと
③ 最後にその日審議した内容振り返り、構成員全員で確認すること
「会議の目的」とは、「なぜこの会議を開催するのか」ということです。会議を開く大義(Why)です。
一方、「会議のゴール」は「この会議で決めたいこと(目標)」です。何を目指して会議を行うのか(What)ということですね。ここがブレたり目指したゴールに到達できなければその会議は不調だった(時間の無駄が多かった)ということになります。
会議は多くの人の時間を拘束します。「終わらなかったね」では済まないのです。下手な会議は「時間泥棒」になります。
そのためには、あらかじめ事前に会議全体の進行をシミュレートして各議題の時間配分を決めておくことも大事です。
と、ここまでは会議を成功させるための「戦略面」になります。
では、具体的に会議をリードする「戦術面」はどうするか。
議事法として古来よりスタンダードとされている「ロバート議事法」を次回ご紹介します。
算定前に一段落
28日になんとか評議員会 → 資産登記まで申請できたことで、少し余裕ができました。
今日も1時には事務所を出られそうです。
適度にあきらめることって大人には必要なのだけど、少しでも可能性がある限りあきらめないのは大切だと思うのですよね。
だからたかだか徹夜程度で済むのであれば・・・とあえて軽く考えた挙句が今年もう13徹なのは、仕事の進め方としてよろしくないと反省しています。
7月は個別事業所の労働保険年度更新と社会保険算定基礎届。
東京と神奈川で1件ずつ算定調査があたってしまったのが想定外でしたが、この6月から当事務所のスタッフも1人増員できたのでなんとかなるでしょう。
問題は、社会保険労務士会の方だな。
7月は新しく担当した委員会も動き始めるし、理事会もあります。
11日は浦和の事務局に詰めて、1日労働・年金相談です。
なにより、保育労務管理関係が早くも動き出しそうで、明日7月1日には入間市の保育幼稚園課をご訪問して今年度の打ち合わせに入ります。
働き方改革推進支援事業もあるし、やることいっぱいあるな。
気合を入れ直して、また頑張ります。
登記されていないことの証明書
6月は社会福祉法人の理事会、評議員会が続き、とてもしんどかったです。
特に、昨年度は期中にいろいろ想定外の事態が発生してその対応に追われただけでなく、平成30年度から会計ソフトを変えたのが大変さに拍車をかけました。
それでもって、令和元年は理事の任期満了による改選期です。
平成29年の社会福祉法改正で、全国の社会福祉法人立保育所が一斉に理事・監事の改選と評議員会の設置を行いましたが、「もう2年たったのか」という気持ちです。
埼玉県では、改選の都度「登記されていないことの証明書」を取って、欠格事由に当たらないかの確認をすることになっています。
さて、「登記されていないことの証明書」とは,成年後見制度の利用者を登記(登録)している後見登記等ファイルに登記(登録)されていないことを証明するもので、各種許認可等の申請の際に欠格事由の一つ(成年被後見人・被保佐人等)に該当していないことを証明するため等に使用されています。
そのため、社会福祉法人の役員改選のときだけでなく、成年後見人や保佐人がついていることを欠格事由とする建設業産業廃棄物処理業などの許可申請のときも必要となります。
登記されていないことの証明書は、九段下の東京法務局か、与野本町のさいたま地方法務局で発行してもらうことができます。
時間に余裕があるときは、東京法務局後見登録課へ郵送で申請します。
郵送受付をしてくれるのは、東京法務局後見登録課だけなのです。
切羽詰まったときは、今回のようにさいたま地方法務局へGOです。
郵送申請をするときですが、何人か分まとめて取得するときに送り先は会社等1か所へ送ってもらえます。
気を付けるのは、添付書類。
本人申請にすると、身元確認書類(運転免許証やパスポート、個人番号カード等のコピー)を、申請する全員分付けてないと発行してくれません。
代理人申請にすれば、1枚1枚委任状は必要ですが、身元確認書類は代理人分だけ添付すれば足ります。
切手を貼った返信用封筒も必要です。
●郵送先
〒102-8225
東京都千代田区九段南1丁目1番15号 九段第2合同庁舎
東京法務局 民事行政部 後見登録課
かたや、窓口申請のときは、「委任状」が必要。
身元確認書類は代理人(窓口に行った人)のものがあれば大丈夫。
東京法務局でしか発行をしていなかった初期のころは、代理人申請にして全員分の委任状を添付し、代理人の身元確認書類も同封して申請してました。
半年くらい前、うっかりして本人請求で申請をして「本人確認書類が付いてないよ」って怒られました。
ところで、新任の理事さんは「登記されていないことの証明書」のほかに「身分証明書」も提出してもらい、法人内に保管しておく必要があります。
登記されていないことの証明書と身分証明書の違いってなんでしょうか。
「平成12年3月31日以前は、禁治産者(成年被後見人とみなされる者)・準禁治産者(被保佐人とみなされる者)については、その内容は「本人の戸籍への記載」という方法で公示されておりました。
平成12年4月1日以降は、新しい成年後見制度の施行により、その公示方法が戸籍への記載から後見登記等ファイルへの登記に変更されました。
そのため、平成12年3月31日以前に、いわゆる欠格条項に該当しないこと(禁治産者、準禁治産者に該当していない)の証明は、従前どおり本籍地の市町村が発行する「身分証明書」によって行うことになり、平成12年4月1日以降は、「登記されていないことの証明書」によって行うことになります。
その結果、いずれの時点においても欠格事由に該当していないことを証明するためには、「身分証明書」及び「登記されていないことの証明書」の両方が必要となります。
なお、「破産者」でないことの証明につきましては、従前どおり身分証明書によってのみ証明されることになります。」
ということで、欠格事由に「成年被後見人であること」「被保佐人であること」「破産者であること」と決められている場合には、登記されていないことの証明書と身分証明書が必要となります。
第60回狭山商工会議所通常議員総会
今日は、狭山商工会議所の第60回通常議員総会に出席してきました。
商工会議所の監事に就任して3年目。今年は総会の席上で監査報告をしてきました。
商工会議所は、事務組合の関係もあって昔から仲良くさせていただいていましたが、常議員等にはなったことがなかったので総会に出席するのは3回目です。
上程された議案は滞りなく無事に可決し、懇親会の後閉会となりました。
清水会頭や副会頭の方々、いつもお馴染み中川県議会議員さんとも親しくお話しができ、こういう人のつながりができるのも有意義なことです。
今年度は商工会議所発足30年の周年年度に当たり、記念式典等行われます。
9月には記念式典、10月には記念ゴルフコンペが開催されるということで、今年は仕事のやりくりをしてなんとか出席してみたいと思っています。
10月には3年の任期満了を迎えますが、留任してまた3年間監事を続ける予定です。
次年度は、3期9年間会頭をお勤めになった清水会頭が退任され、新たな会頭が就任するということです。
最後に清水会頭や副会頭の皆さん、同じく監事をしているお二人と固い握手をして、これまでの感謝とこれからの親交を願って帰ってきました。
総合労働相談所・年金相談センター運営委員会
今日は午後から浦和の事務局会議室で埼玉県社会保険労務士会の第1回理事会がありました。
今期の人事その他が決まり、いよいよ2年間のお役目スタートです。
自分が受け持つことになったのは「総合労働相談所・年金相談センター運営委員会」と「社労士会労働紛争解決センター埼玉運営委員会」。
そのうち総合労働相談所・年金相談センターについては「7月3日、11日、17日と既に相談申し込みが来ているので対応を」と言われました。
え(@_@;)
まだ各支部からの委員推薦もされていないから委員会としての体裁すら整っていないのですけど(+_+)
急遽、理事会終了後に新しく決まった副委員長さんと非公式ながら委員会の開催をして、対応とこれからの大まかな日程を決めました。
社会保険算定基礎届・労働保険年度更新と多忙な時期ではありますが、7月16日(火)には第1回委員会を開催。
8月2日(金)には相談員を一堂に集めて第1回目の研修会開催を決定です。
ちなみに、7月3日と11日の相談については、正副委員長で対応することになりました。
前期、力の限り頑張った事業開発委員会から担当を外れ、「少しは自分のペースでできるようになるのかな」なんて思っていたらとんでもない。想像を超えてやることの多い委員会でした。
まあ、お引き受けした以上は手落ちのないよう、きっちりとやるだけですけどね。
これから2年間お世話になる、担当副会長のKさん、副委員長のEさんとTさん、それに事務局のMさん。
一生懸命頑張りますのでよろしくお願いいたします。
ひとり飯
結局17日は徹夜でした。
仕事って、本当に厳しいです(+_+)
でも、応援してくれる人がいるので頑張れます。
ユンケルを差し入れてくださった方もいて、お陰様で本当に頑張れました。
この場を借りて、改めてお礼申し上げます。
さて、ひとり飯です。
自分、本当にひとり飯ってダメなんですよね。
というか、そもそも食事自体に対してあまり興味がない(@_@;)
食事自体は単なる活動エネルギーの摂取だと考えている。
高いお金を出す価値はないと思っている。
ですから、普段ひとりで行動していると、まずお店に入って何かを食べるということがありません。
大体コンビニでおにぎりか何か適当に買って、移動しながら食べるくらい。
12時から13時は道路も比較的すいていて、距離が稼げるのです。
カロリーメイトをはじめとした「バランス栄養食」ってかなり助かります。
ですから、昼食(?)によるお店がドラッグストアということもよくありますし、このてのものは日持ちするので買い置きをして車やデスクに常備しています。
食事って、一緒にいたい相手と食べるから美味しいと思うのです。
どんな高級店にいっても、好きな人と食べる牛丼の方が確実に美味しいと思います。
まあ、当たり前のことですが、そもそも食事って「わざわざするもの」と考えている自分からすると大きな要素です。
美味しい食事がしたいなぁ( ;∀;)
乃東枯・菖蒲華・半夏生
昨日はちょっと早めに1時半ごろ帰宅しました。
土日はずっぽり決算作業にいそしみましたが、終わらず( ;∀;)
昨日は雲一つない夜空で、月が煌々と素晴らしくきれいでした。
さて、今夜はこんな月を見ることができそうにありません。
おそらく帰宅時には太陽が昇っていることでしょう。
最近、本当に朝が早いですね。
今年の夏至は6月22日だそうです。
夏至は、二十四節気の一つ
北半球では一年で最も昼が長い日になります。
夏至という場合、節入り日の当日のみを指すこともありますが、本来は約15日間の夏至の期間を意味します。
二十四節気をさらに5日ごとの季節に分類した七十二候では、夏至は次のような季節に分けられます。
乃東枯(なつかれくさかるる)
6月21日から6月25日ごろは、冬至の時期に芽吹いた「靭草(うつぼぐさ)」が枯れる時期になります。
「乃東(だいとう)」とは、靭草の昔の呼び名で、中国で使われている名称(漢名)です。
靭草は、また「夏枯草(かこそう・なつかれくさ)」とも呼ばれます。
夏の花が色鮮やかな時期に枯れることから、「夏枯草」と言いますが、実際に枯れるのは8月に入ってから。
夏至の時期には、靭草も薄紫の花を咲かせます。
菖蒲華(あやめはなさく)
6月26日から6月30日ごろは、菖蒲(あやめ)が花を咲かせる頃。
アヤメが咲くと本格的な梅雨になると言われます。
半夏生(はんげしょうず)
7月1日から7月6日ごろは、「烏柄杓(からすびしゃく)」が生える時期です。
「半夏(はんげ)」は、烏柄杓の中国での名称(漢名)。
それはともかく、事務所を出たときに外が明るくなっていると、心にかなりダメージを受けます。
「また、やっちまった」感がすごいです。
そうならないと良いのですが、さて、頑張りましょうか。
骨太の方針・成長戦略2019
政府は21日、2019年版の経済財政運営の基本方針(骨太の方針)と成長戦略を閣議決定するという記事が載っていました。
上の画像は「骨太の方針2018年」から引っ張ってきたものですが、概ねその方向で政策を推し進めてきたことが分かります(実行化したかということについては詳細な検証が必要ですが)。
10月の消費税率10%への引き上げを明記するとともに、最低賃金を早期に時給1,000円に引き上げることで増税に備えた内需の下支えとすることを考えているようです。
過去3年間の骨太方針では「最低賃金を年3%程度引き上げ、全国平均1,000円を目指す」と記していましたが、今回は上げ幅を明記せず「より早期に」との文言を加える方向だそうです。
中小企業をはじめとする経済団体への配慮(選挙も控えていますしね)で具合的な数値は避けたのでしょうけど、逆に言うと「早期に実現するため3%を超える引き上げもありうる」という含みがあると読めますね。
「経済財政運営と改革の基本方針 2019(仮称)」骨子(案)
https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2019r/0531/shiryo_05.pdf
5月22日に開かれた会合で、自民党の最低賃金一元化推進議員連盟(会長・衛藤征士郎氏)最低賃金引き上げに関する提言をまとめ、6月5日「2020年代の出来るだけ早期に全国平均1,000円以上に引き上げる」ことを根本厚生労働大臣に要請しました。
最低賃金一元化推進議連幹事長の山本幸三氏は「最低賃金の全国一元化は地方創生のカギだ」と述べたそうです。
そうはいっても今の首都圏と地方の経済格差を考えたら、全国一元化は無理じゃないかなぁと思いますけど。
景気回復の実感が乏しいと言われている中、政府自体も今年3月の景気動向指数が「悪化」したことを認めていますが、何の手も打たずに消費税増税と最低賃金引上げを行えば(どちらも10月なんですよね)、確実に経営悪化に陥る企業が出てくるだろうことは予想できます。
働き方改革も含め、この問題も経済政策としては「卵が先か、鶏が先か」という議論になっていくので、僕個人としては単純に「NO」とは言いませんが、マクロの部分では何もできないので、しっかりとした政策を講じていただきたいということしかありません。
その他、2019年版では、社会保障の支え手として女性や高齢者の就労を促し、社会保障制度の維持図ることも明記するようです。
「勤労者皆社会保険制度」の実現を掲げ、厚生年金の適用を広げる方針を示すということですから、今後社会保険未加入事業所への加入促進はもう一段ギアが上がりそうです。また、総合調査も頻度と内容が厳格化されることが予想されます。
また、高齢者の就労促進を成長戦略と連動させて、70歳までの就業機会の確保を努力義務にする法改正を明記するとともに、高齢者の就労意欲を削ぐと従来から言われてきた在職老齢年金制度について将来的な制度廃止も視野にあり方を見直す方針です。
先日来叩かれている「2000万円不足問題」は、一生働くことで解消される(?)かもしれませんので、このあたりの法改正は急ピッチに進められるのかなと思ったりしています。
Apple 渋谷
Mac Book Airが壊れたので、世田谷の顧問先へ行った帰りにApple 渋谷へ行ってきました。
Appleとは、高2のときにアルバイトをして購入した MacintoshⅡsi 以来35年の付き合いになります。
現在、仕事のメイン機はiMac 27inchです。
「Ⅱsi+ColorMoniter13inch」の構成で当時50万円を超える値段でしたから、よく買ったものだと感心します。未成年だからローンは組めず、現金一括払いでした。
本当は「MacintoshⅡci」が欲しかったけど、100万を超えるPCは流石に高根の花。
Ⅱsiのあとは、iBook(マンダリン)をずいぶん使いました。
その後は、PowerBookG3を2台 → MacBook、そしてiMac 27inchを購入。2台壊れて現在のiMacが3台目。
壊れたiMacは未だに手元にあります。あんなにデカくて邪魔なのに。
というか、古くなって使わないWindows機は処分するのですが、Macは1台も捨ててないのです。
サブとしてMacBookAirとMacBookPro使ってきて、息子に貸し出していたAirが壊れてProと交換になって今回の仕儀となります。
Airはよりにもよって電源スイッチのキートップが壊れて無くなり、起動不能になるという惨事。
2013年モデルなのでダメでもともとと思い、予約を取ってApple渋谷のジーニアスバーへ実機を持ち込みました。
結果、基板ごと交換が必要との診断になり、事実上の修理不能。基板交換になると部品代と工賃で3~4万円かかるということなので、いわゆる「経済全損」ということになりました。
やっぱり持ち歩けるノートPCがないと、いろいろ不便です。
買っちゃおうかなと、いそいそ検討中。
今はMacBookProとほとんど価格的には変わらないのですけど、Airにしようと思っています。新しい奴はディスプレイもラティーナになっているし。
Apple渋谷の店員さんと話したら、今はWeb発注でも1週間ほどで届くそうです。
前回iMacを買った時には1か月くらいかかりましたけど。
台湾で作って、えっちらこっちらお船に乗ってやってくるんです。
今回は、単なるオタク話になりました。