確定申告はようやく終わったけれども
今日4月15日まで延長されていた令和2年分の確定申告、申告期限となりました。
昨年の申告は14日未明になってしまいましたが、今年は何とか12日に提出できました。
しかし実際は今年の申告も苦労しました。
3月15日までに出来ていませんし。
昨年からID・パスワードによる電子申告にしたのですが、いちいちマイナンバーカードをリーダーに差し込んだりしなくていいので楽ちんです。
e-Taxもだいぶ使いやすくなってきました。
昨年は1年通して雇用調整助成金で明け暮れました。
幸い良い職員に恵まれてここまでやってこられましたが、自分の仕事は溜まる一方。
今年に入って顧問契先の入れ替えが多くありましたが、給与計算の仕事も増え(てしまい)、事務所としても相変わらず天手古舞の状態です。
もう1人くらい職員を増強しないといけないような気がしてきている今日この頃。
このブログも前回更新から18日も経ってしまいました。
仕事や社労士会のことが立て込んで、今年は4月から疲労困憊です。
さあ、これからが上り坂の始まりです。
支部会員名札掲示板を新調
3月26日(金)、所沢合同庁舎に新しい支部会員名札掲示板を設置しました。
この日は職安や労基署の業務が終わる17時15分に業者さんに来てもらって設置工事を開始。所沢公共職業安定所長さん、庶務課長さんがお忙しい中で立ち合いをしてくださり、社労士会所沢支部長、労働保険事務組合埼玉支部所沢地区協議会長と3人で工事を見守りました。
以前は、庁舎の外に設置されていました。
これはこれで立派だったのですが老朽化してきたため、補修を検討した結果職安所長のご厚意で庁舎内に設置できることとなり、支部長が労働局との折衝を重ねてこの日の工事となりました。
ちなみにこの旧掲示板は業者に頼んで撤去、植栽も植え直して原状回復済みです。
さて新掲示板ですが、設置場所は1階から2階へ上がる階段の壁面です。
10段脚立、久しぶりに見ました。
安全作業としてはちょっと不安ですが、職人さんたちは危なげなく作業を行っていきます。
まずは掲示板の枠を取り付けます。
ドリルで穴を開けて、コーキング剤を塗布したコンクリートビスを捻じ込んでいきます。
全部で8カ所止めました。
落ちてきたら大惨事になりますから慎重を期します。
コーキング剤がある程度硬化するまで待ち、掲示板をはめ込みます。
1700×900ありますから結構立派です。
上手くはまらず、サンダーで削って微調整し押し込みます。
なんとか収まったので会員の名札を貼っていきます。
裏面がマグネットになっています。
無事完成。
作業時間は1時間強くらいでした。
作業員さん達を労い、所長さん、課長さんにお礼を言ってこの日は帰りました。
想像していたよりも立派で見やすく、イイ感じです。
悩みはメンテナンスのときに手が届かないこと。
これから2年(4年?)間は僕の担当です。
年に4,5回くらいは掃除に来ないといけないなとひそかに恐れています。
この後、新調するにあたって名札掲示の希望があった11人分の名札を追加します。
新しくなった掲示板、所沢合同庁舎へきたときには、是非ご覧ください。
飲食接待
出典:NHK
12日、山形労働局山形労働基準監督署の署長が利害関係のある団体から飲食の接待を受けていたとのニュースが報道されていました。
元署長、前署長、現署長の3人が対象ということで、現署長が厳重注意処分、前署長が戒告処分、元署長は既に現役を退いているということで処分なしなのだそうです。
なお、トップである山形労働局長は口頭注意・指導処分。
利害関係のある団体ってどこなんだかはともかくとして、3つの団体の総会懇親会とか賀詞交歓会とか安全大会懇親会とか、そんなとこの懇親会に出席したけど飲食代の全額または一部を負担していなかったということなんですね。
折も折、総務省の接待問題が盛り上がっている中ですので「こんなところにも」と思いましたが、実際は現署長が昨年3月に倫理規定の解釈等について局に相談し、それを受けて2009年度まで遡って聞き取りや領収書の調査を行った結果明らかになったという流れです。
判明した金額は3人総額でおよそ81,000円。
金額的には総務省の接待と桁が違いますが、額の問題ではないというところか。
国家公務員倫理規程では第3条に次のように禁止行為を定めています。
(禁止行為)
第3条 職員は、次に掲げる行為を行ってはならない。
一 利害関係者から金銭、物品又は不動産の贈与(せん別、祝儀、香典又は供花その他これらに類するものとしてされるものを含む。)を受けること。
二 利害関係者から金銭の貸付け(業として行われる金銭の貸付けにあっては、無利子のもの又は利子の利率が著しく低いものに限る。)を受けること。
三 利害関係者から又は利害関係者の負担により、無償で物品又は不動産の貸付けを受けること。
四 利害関係者から又は利害関係者の負担により、無償で役務の提供を受けること。
五 利害関係者から未公開株式(金融商品取引法(昭和23年法律第25号)第2条第16項に規定する金融商品取引所に上場されておらず、かつ、同法第67条の11第1項の店頭売買有価証券登録原簿に登録されていない株式をいう。)を譲り受けること。
六 利害関係者から供応接待を受けること。
七 利害関係者と共に遊技又はゴルフをすること。
八 利害関係者と共に旅行(公務のための旅行を除く。)をすること。
九 利害関係者をして、第三者に対し前各号に掲げる行為をさせること
国家公務員倫理規程解説 [PDF] - 人事院
一方、一定の場合には例外も定めていて、一切の飲食がNGなわけでもありません。
国家公務員の倫理保持のためのルール
今回の懇親会がこの例に当たらなかったという判断になったのでしょう。
社会保険労務士会でも労働基準監督署長さんをはじめ、方面主任さんやハローワーク所長さん、課長さんなどには研修講師をお願いしたり、総会や新春例会でご講話をお願いしたりしています。
そのあとは倫理規程に則った形で懇親の場をご用意し、そこでは普段なかなか聞けないような労働行政の在り方をうかがったり、日々業務の中で感じた疑問などの相談に乗っていただいたりして、互いにとってより良い関係を保ってきています。
その場では接待して利を計ろうとかそんな他意はなく、より良い労働環境の構築に協働していこうというものなのですけども、やっぱり「利害関係人」になってしまう以上気を付けなくてはなりません。
いままでも苦労してより良い関係性を保とうと努力してきたのですが、今回の事件でもしかすると出席NGとなってしまうかもしれません。
まあ実際、署長さん達にとってはこれも「仕事」なのですから、全面的に禁止となればそれはそれで気が楽になるのかもしれません。
これからの支部運営にとっても面倒なことが増えたなと、ちょっとため息の出たニュースでした。
新型コロナウイルスと景気回復
出典:日本経済新聞
3月9日の東京株式市場で日経平均株価は4日ぶりに反発し、前日比284円69銭高の29,027円94銭で取引を終えました。
2月15日に30年6か月ぶりの終値30,000円台を付けたものの、後半は乱高下を繰り返す大荒れの市場となり、29,000円台に回復したのは3月3日以来です。
アメリカが行う追加経済対策への期待や外国為替市場での円安・ドル高進行による国内企業業績改善期待から買いが入ってのものと分析されています。
2日に公表された総務省発統計局の令和3年1月分労働力調査によると、
・就業者数は6637万人で、前年同月比50万人の減少(10か月連続減少)
・雇用者数は5973万人で、前年同月比44万人の減少(10か月連続減少)
・完全失業者数は197万人で、前年同月比38万人の増加(12か月連続増加)
となっています。
アメリカでもダウ工業株30種平均は続伸しており、前週末比306.14ドル高の31802.44ドルで取引を終えています。主な理由は米議会上院が巨額の追加景気対策法案を可決し、景気回復加速への期待感が高まったことと分析されています。
しかし、回復を加速した要因としては、感染防止を兼ねてIT武装が一気に進んだことが大きいと考えられます。
日本でもテレワークの推進とともにPCが大量に売れたことはニュースにされましたが、それとともにDX(デジタルトランスフォーメーション)が進んだことは見逃せない状況です。
AIやDXの進化は従来の比ではない省力化、効率化を生じさせます。
1990年代以降に米国で言われ始めた「ジョブレス・リカバリー」
日本では「雇用なき景気回復」と訳されますが、景気が回復しても雇用の拡大が伴わない状態を言います。
一般的に景気回復局面では、雇用は半年程度遅れて動くので、一時的にジョブレス・リカバリー状態になることはあります。しかし、1990年以降においては景気回復が雇用を生まない傾向が強くなっています。
アメリカではその傾向がはっきりしていて、2002年から2003年の景気回復期やリーマンショック後の景気回復期にも雇用は減少していました。
リーマンショック後はアメリカだけでなく、多くの先進国で同様の傾向にあり、もはや景気回復と雇用増加は連動しないという構造が固定化してきているとさえ言えます。
この理由は二つ。
① ICTやロボットなどの自動化・省力化などの技術革新
と言われています。
それは確かに景気低迷をブレークスルーする要因があって、初めて反転するのですから、効率化や技術革新は必要不可欠です。
しかし、そこに人間(労働者)が不在となっていった場合、深刻な状況に陥る可能性もはらんでいると思うのです。
今回は通信によるコミュニケーションの常識化とDXの普遍化が多くの労働者を職場から遠ざけることになるかもしれません。
しかし、そのおかげで一部の企業が業績を上げ、株式市場は高騰したとして、失業者が消費者の中で割合を増やしていった場合、企業もまた富の源泉を失うことにならないでしょうか。
働き方改革も、労働生産性を上げなければ達成することはできません。
少ない時間、労働投下でより多くの利潤を上げることは大切で、それは企業活動の大きな目的であり、空いた時間で人間らしい生活を送るということは大事なことです。
また、そうすることで持続可能な経済活動を進めていけることは間違いありません。
人事労務の専門家である私たち社会保険労務士が探るべき方向性は、そこにあると、決してぶれてはならない根幹なのだと思ってもいます。
そして、この1年。
新型コロナウイルスは、コミュニケーションのあり方を根本的に変えてしまいました。
「会う」ということが咎められるのです。
トコトンステイホーム
ですか。
ワクチン接種が決定的切り札とされていますが、全国民に接種が終わっても、元通りには戻らないと思います。
このままヴァーチャルなコミュニケーションが定着し、生産現場にも、小売店舗にも人がいなくなっていった場合、余った人間をどうするのか。
機械や人工知能の方が効率の良い仕事は、何の衒いもなく置き換わっていくのでしょう。
また、人件費が上がり続けていった場合、どうしても人が行わなければならない仕事を抱えた労働集約型の事業所はどうやって事業継続の利潤を得たらよいのか。
置き換えのできない人件費を売上から確保する工夫が求められます。
これからの時代、「人の専門家」である社会保険労務士は何をなすべきなのか。
何ができるのか。
これからの数年で結論を出さなければならない。
そういう時がすぐそこまで来ています。
湘南ベルマーレ MF
昨日2月26日(金)、2021年Jリーグ開幕です。
オープニングマッチは川崎Fと横浜FMの神奈川マッチでしたが、川崎が流石の貫録勝ち。天才家長の健在ぶりが光った試合でした。
2021シーズンのリーグ戦第1号ゴールはこれ!家長 昭博(川崎F)の開幕を告げる強烈な一撃!【第1節のピックアップゴール】
浦和はFC東京と対戦。
阿部勇樹が先制点取りましたが、1-1のドロー。
浦和レッズ 1-1 FC東京 J1リーグ 2021年2月27日
新ユニ、カッコ良かったです。
アウェイのユニは5年ぶりの襟付きヽ(^o^)丿
ところで、J1湘南ベルマーレには田中聡選手がいます。
ポジションはMF
今日の試合はDFでスタメンでした。
神奈川県小田原市にある相洋高等学校の3年生ですが、2020年7月8日J1第3節・横浜F・マリノス戦で途中出場、2020年9月27日、ShonanBMWスタジアム平塚で行なわれたJ1第19節で、J1初先発を飾っています。
U-17日本代表には5度選出されていて、2019年のFIFAU-17ワールドカップに出場。
グループDを1位通過した後決勝トーナメント1回戦でメキシコU-17に0-2で惜敗、ベスト16のリザルトでした。
2020年にはU-19日本代表に招集され、12月21日~27日に行われた千葉キャンプにも参加しています。
長野県出身の選手ですが、なんか嬉しいですね。
とても応援してしまいます。
レッズファンなんですけど。
湘南も浦和もどっちも頑張れ!
51銭切上げ 50銭切捨て
給料計算とか、社会保険料のお知らせとか、社会保険料や雇用保険料を算出するようなことをしていると、とかく「51銭切上げ・50銭切捨て」にあたります。
https://www.nenkin.go.jp/service/kounen/hokenryo/nofu/20121026.html
Excelなどの表計算ソフトではROUND関数だと単純な四捨五入となってしまいますし、ROUNDDOWN関数、ROUNDUP関数も使いどころが難しい。
というわけで、51銭切上げ・50銭切捨てのための計算式を備忘メモとしてあげておきます。
① =ROUNDUP(標準報酬月額*保険料率/2-0.5,0)
② =IF(標準報酬月額*保険料率/2<0.5,0,ROUNDUP
(標準報酬月額*保険料率/2-0.5,0))
③ =ROUND(標準報酬月額*保険料率/2-0.01,0)
④ =INT(標準報酬月額*保険料率/2+0.49)
いくつかやり方はありますが、だいたいこの4つぐらいですね。
雇用保険料の計算の場合は、「標準報酬月額*保険料率」のところを「賃金総支給額*被保険者負担分雇用保険料率」にすればOKです。
そういえば、令和3年度も雇用保険料率・労災保険料率ともに据え置きですね。
1年以上にわたる雇用調整助成金大盤振る舞いで積立金が底をつきましたが、だいじょうぶなのでしょうか。
総合労働相談所・年金相談センター運営委員会
昨日、2月22日に総合労働相談所・年金相談センター運営委員会の第3回委員会と相談員研修を開催しました。
いつもより早めの9時30分から委員会を開始。
当日午後の研修会の打ち合わせや令和2年度事業報告・令和3年度事業計画と次年度予算などを審議。
最後に一番手間がかかった令和元年度中に受けた相談事例の編纂のまとめを行うと12時15分くらいまでかかりました。
この委員会、ただ相談を受けてお終いではなく、毎年の相談事例を整理し、分野別に分けて編纂し、埼玉県社会保険労務士会のホームページに掲載しています。
アップされているのは会員専用ページなので一般の方は閲覧できないのですが、会員には日ごろの相談業務の糧になればと、簡潔に内容をまとめたものにまとめ上げています。
もちろん、プライバシーには配慮して個人名等は特定できないように配慮しています。
午後は、旬報法律事務所から弁護士の蟹江鬼太郎先生をお招きして、ハラスメント関連の相談を受けるときの留意点をご講義いただきました。
緊急事態宣言下でありますので、47人いる相談員の大部分は配信での受講です。
会場に来られた相談員は3名で、委員8名と一緒に2時間の講義を受けました。
(相談員研修は必須研修なので、この日受けられないと補講があります。)
これまで社労士会では企業側弁護士に講師として声をかけることが通例でした。
一般労働者から受ける相談より、顧問契約をしている会社経営者の相談に乗ることの方が多いのだからそうなります。
でも一般国民からの相談を受ける相談所としては、是非労働者側弁護士のお話を聞いてみたかったんですよね。
こういうのは委員会を預かる者の特権です。
労働者側といえばやっぱり旬報法律事務所。
意を決して直接交渉し、蟹江鬼太郎先生を招聘できました。
蟹江先生は浦和出身で、浦和高校から早稲田大学法学部を経て司法試験合格。日本労働弁護団、過労死弁護団にも所属しています。
洋麺屋五右衛門残業代請求事件や阪急トラベルサポート事件、電通新入女性社員過労自死事件等を担当している新進気鋭の弁護士です。
旬報法律事務所は有名弁護士も多いですが、蟹江先生は気さくなお人柄と分かりやすく、実際に担当した事件を交えた講義で、我ながらよい企画であったと自画自賛しています。
この日で委員会としての活動は終了となりました。
相談所はこの後6月末まで毎週水曜日に続いていきますが、よほどの事件が無ければ委員長が出張ることもないでしょう。
この委員会を引き受けたときはもっと軽く考えていたのですが、思ったより大変でした。
特に今年は新型コロナウイルスのパンデミックもあり、相談所開催中止の判断をしたりなど前例のない事態も発生しました。
いろいろと思い入れもあって、過去記事でも8回もブログに書いてますね。
第1回目の研修会では声が出なくなったりしたのもイイ(?)思い出です。
この委員会は全11支部からは集まっておらず、委員長を含めて8名での構成でしたが、本当に実力のある委員が揃っていて、議事にしろ事例編纂にしろカッチリ仕事をこなしていただけるのでとても助かりました。
副委員長のお二人も優秀で、この2年間すっかりおんぶにだっこで来てしまいました。
前にも書きましたが、この委員会は相談所の「広報」をして「研修」をし、相談所でトラブルが起きれば対応し、「事例編纂」までやるという仕事の多いところです。
大変ではありましたが、いまの8人のチームでやれたことは、楽しくやりがいのある2年間となりました。
副委員長のE先生(浦和)、T先生(熊谷)、ミスター相談所ともいえるH先生(川越)、K先生(あさか)、S先生(春日部)とS先生(大宮)、そしてW先生(越谷)、また大事なところで的確なアドバイスをいただいたK担当副会長。
本当にお世話になりました。
また、相棒ともいえる事務局のMさん。
彼女の働きなくして円滑な運営はできませんでした。
前期は事業開発委員長(初代)を仰せつかり、これまた大変だったので今回は楽なところにしていただけたかと思ったところが同じくらい大変で、「アレ?はめられた?」とか思った時期もありましたが、いいメンバーを与えてくれたのは感謝しています。
次年度からは、理事としては埼玉会に上がりますが、委員会活動からは外れることになります。
未知への挑戦が続きますが、応援してくれる皆さんの助けを借りて頑張っていこうと思います。
サクライヨシとツチヨシ
社会保険の資格取得手続きをしていると、「吉田さん」と「𠮷田さん」が紛らわしいです。
意外に本人も無頓着だったりして、履歴書では分からないことも多いです。
他には齋藤さんや渡邉さんもどの字が正しいのか確認が欠かせません。
高橋さんも髙橋(はしごだか)が意外と多いです。
髙﨑さんとくると、髙と﨑の両方が異字体ですね。
日本人は珍しい名字も多くて、四月朔日(わたぬき)さんとか小鳥遊(たかなし)さんとか、なかなかの強敵です。
その中では吉・𠮷というのはメジャーなのだけど、手書きだと微妙に分かり難いところが悩みの種です。
吉を「さむらいよし」、𠮷を「つちよし」と呼んで区別します。
そういえば、牛丼でお馴染みの𠮷野家は「つちよし」ですね。
実は、吉のほうが旧字で常用漢字になっているのですが、𠮷の方が新字にも拘わらず常用漢字にも人名用漢字にもなっていないので𠮷のほうが旧字だと思っている方も多いのではないでしょうか。
𠮷は吉の異字体です。
パソコンでは、𠮷や髙は”環境依存文字”扱いです。
以前は「よしだ」と入力して変換しても𠮷が候補に出てこなかったので、わざわざIMEパッドを呼びだして手書き検索とかで探したりしていました。
Windows7時代の裏技で
① IMEをOFF(半角英数入力)にする。
②「20bb7」と入力する。
③キーボードのAltキーとXキーを押す。
または
①「20bb7」と入力する。
②F5キーを押す。
の手順でやると𠮷に変換されました。
IMEパッドを呼びだして入力するよりは簡便です。
かの吉田茂も昭和24年4月28日にに当用漢字字体表が内閣告示されるまでは𠮷田茂と新字の𠮷を使っていたのですが、字体表に収録されたのが旧字の吉だったことから、以後吉田茂と改めたそうです。
なお、𠮷は常用漢字や人名漢字になっていないので、人名には使えません。
最近のMS-IMEは環境依存文字も変換候補として挙げてくれるようになったので、だいぶ楽になりました。
今日もブログ、異字体がうまく表記されないと何のことやらわかりませんね(^-^;
干し芋自販機
九里四里(くりより)うまい十三里と謳われる川越のサツマイモ。
美味しい干し芋があるんです。
以前にちょっとだけ触れた「彦兵衛」さん。
観光農園を営む中川農園さんが自園で収穫したサツマイモを彦兵衛ブランドで販売しています。
毎年1月になると干し芋の販売を始めます。
その販売方法が自動販売機
店舗前に3台の自動販売機が並びます。
吹き曝しじゃなくて、ちゃんと室内に設置してあります。
開き戸を開けて中に入るとお出迎え。
現金を投入して希望の商品が入っている扉のボタンを押すと、扉が開いて購入できます。
取り出すと「毎度ありがとうございます」と(^^♪
干し芋の自販機は珍しいと、テレビ局の取材を受けて放送されたこともあるんです。
彦兵衛さんの干し芋は 紅はるか で作っています。
ねっとりとした甘みが絶品です。
是非ごひいきに。
近視が
今年は運転免許の更新なのですが、まだ行けていません。
新型コロナウイルスが原因ではあります。
新型コロナウイルス感染症が猛威を振るうことから助成金の申請や就業規則の整備など仕事が増えてしまい、更新に行っている時間がありません。
おまけに、12月に受けた人間ドックで視力が引っ掛かり、そのままでは免許更新ができないレベルであることも大きな障害となっています。
ということで
眼鏡を作りました。
思い切って「遠くが見えるメガネ」と「近くが見えるメガネ」の二刀流。
(老眼鏡ではありません。)
手前の青い方が近距離用メガネで、PC作業用にブルーライトカットコーティングもしています。
最近のブルーカットコーティングはレンズの色が赤っぽくならないのですね。
奥のメガネは以前からかけているもので、レンズを入れ替えて遠くが見えるようにしました。
どうしても999.9のフレームが欲しくて作ったものなので、愛着があります。
さてこれで見えない問題はクリアされましたが、時間という最大の問題が残っています。今月中に行かないと失効です。
鴻巣は遠いです。
事業自得ですが。