田中労務経営事務所  業務日誌

埼玉で社会保険労務士をやっています。日々の業務にまつわるあれこれを綴っていきます。

ワクチン接種2回目

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前回お話を聞いたS氏が2回目のワクチン接種を受けたと聞いたので、体調などお聞きしました。

 

 

○2回目の接種はいつ受けられましたか?

S氏「5月17日です。」

 

○1回目と違ったところはありましたか?

S氏「問診から接種までの流れは同じです。ただ、今回は接種後に「接種証明」とアセトアミノフェン系の「沈痛解熱剤(カロナール500㎎)」をもらいました。

やはり2回目の方が副反応が強く出るというのは本当らしいと思った瞬間でした。

 

 

解熱剤について調べてみました。

下のリンクは山中伸弥教授のサイトでワクチン接種後の解熱鎮痛剤について書かれています。

www.covid19-yamanaka.com

 

 

○昨日の接種直後はどんな感じでしたか?

S氏「午後に受けましたが、1回目と同様アナフィラキシーショックもなく通常通り仕事をして帰宅しました。」

 

○1回目のときは翌朝から副反応が出ましたね。今回はいかがでしたか?

S氏「やはり起床時からだるさがありました。1回目と同じくらいでした。」

 

○ほかの症状は?

S氏「体温を計ってみたのですが、朝9時の時点で37.9度でした。1回目のときは全く熱が出なかったので、やはり強めに副反応が出ているようです。」

 

○その後はどうされましたか?

S氏「1回目のときは一日中外出での仕事だったのですごくキツかったことから学び、今回は1日内勤をしていました。

時間の経過とともにだんだんとダルさや全身の筋肉痛、関節痛が強まってきました。夜になって体が熱くなってきたので体温を測ると38.3度ありました。」

 

○解熱剤は服用されましたか?

S氏「いえ、薬はどうしても動かなければならない場合の最終手段として取っておいています。かなりつらいですが、明日以降出て歩かなければならないのでその時に飲むかもしれません。

幸い頭痛はないので何とか動いていますね。

知人のT氏が昨日1回目の接種を受けたと聞いたので今朝の様子を聞いてみましたが、彼は接種箇所が少し痛むだけで副反応は起きていないようでした。うらやましいです。」

 

○高齢者は比較的副反応が生じにくいと言われていますね。

S氏「別の知人の母親が、1回目の接種を受けたようです。聞いてみたところ、やはり接種箇所が少し痛むくらいで全く副反応がないと言っていました。82歳の方だそうです。こうして考えると、自分はかなり運が悪いというか、今回のワクチンへの適性が過敏のようです。」

 

○1回目の様子と考えあわせると明日が山ですね。

S氏「そうですね。いま再度体温を計ってみたら38.0度ありました。体中がガタガタいっています。 けっこうキツイです。

1回目のときは「ワクチン接種したと勘違いして実は新型コロナウイルスに感染してしまったのではないか」と思ったりしましたよ。」

 

○調子が良くないところありがとうございました。

S氏「1回目のときは2日目、3日目が辛くて、4日目以降はケロッとしてましたからひたすら我慢です。

こう言った情報が何かの参考になれば幸いです。」

 

 

 

S氏の具合はやはり2回目の方が少し重いようです。

どういって個人差で副反応の現れ方が異なるのか、とても不思議です。

いずれにしろ完璧はものというものはないのでしょう。

 

先に引用した山中教授のサイト 山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信 ですが、その中に興味深い文章がありましたので転載させていただきます。

 

 

「私は、科学的な真実は、「神のみぞ知る」、と考えています。新型コロナウイルスだけでなく、科学一般について、真理(真実)に到達することはまずありません。
私たち科学者は真理(真実)に迫ろうと生涯をかけて努力していますが、いくら頑張っても近づくことが精一杯です。真理(真実)と思ったことが、後で間違いであったことに気づくことを繰り返しています。」

 

科学者ってこういう人たちなのですね。

 

真実とか、永遠とか、真理とか、正義とか

そういった概念は文系の世界では到達可能なものであり、それをどう捉え、遍くどう導くのかといった思考をします。

 

自分は全くの文系人間ですが、真理探究の徒であると思っていた科学者がこういった思想であるということがとても新鮮です。