UNIQLOのセルフレジ
久しぶりにユニクロへ行ってみました。
大したものは買わなかったのですが、目的のものを見つけてレジへ行ったところ、
レジカウンターがない( ゚Д゚)
案内の店員さんが一人いて、呼ばれるままに進んでみると、セルフレジではないか!
表示のとおりカゴを置くと、商品が自動的に認識されて目の前のタブレットに表示されます。
店員さんはマニュアルどおり購入点数のみ客に確認させて、あとは現金やクレジットカードでお支払いっと。
ここまで来ているのですね。
この形のレジは、2020年1月から導入されているようです。
値札をよく見ると、RFID(ICタグ)という表記があります。
この値札をはがすと
裏にこんなものが。
RFID(Radio Frequency Identification)タグというのは、電波を用いてタグのID情報を非接触で読み取るシステムです。
JRの「Suica」よりも電波が遠くに届く上に、複数点を一括で読み取れるのが優れています。
なのでカゴ内の商品を瞬時に判別して支払金額まで表示できてしまうのですね。
支払いをスマホやクレジットカードなどと連動させ、自動決済としてしまえばレジ自体がいらなくので、やっぱり革新的です。
人手不足のこの時代、こうして代替手段を開発して人間は人間でなければできない仕事に集約させるというのが効率化、本当の働き方改革なのでしょう。
RFIDも世の中にもっと普及し、量産化技術が進めば1枚1円くらいまでコストダウンできるそうです。
先駆けて取り入れてしまえるところがファーストリテイリング、栁井正社長の凄さですね。
今後、もしかしたら社会保険労務士も、省力化技術や効率化に関する科学的な情報をしっかりと把握してクライアントへ提供できることが必須の時代となるかもしれません。
支部でこんな研修をやってくれといっても、ちょっと早いかな。
ちょっと考えさせられた買い物でした。