研修講師をしてきました
本日、入間市で研修講師をしてきました。
昨日から天候が崩れ、事務所から帰るときにはかなりちゃんとした雪が降っていたので心配していたのですが、朝には雨に変わり、午後から予定通りに開催できました。
今回は入間市保育幼稚園課様からのご依頼で、「人材確保につながる職場整備のヒント ~ 人材育成と離職防止」と題した研修の講師をさせていただきました。
保育所を取り巻く環境については、このブログでもたびたび書いていますが、その数年で劇的な変化が生じています。
待機児対策に端を発して保育士確保が大きな問題となり、その処遇改善を目的とした委託費加算や補助金などが唐突に支給されることになって、長く保育施設を運営してきたところでは正直ついていくのが大変な状態になっています。
この日は、生活発表会の準備などで忙しい時期にも関わらず、入間市内に20ある民間施設のうち、15人の施設長さん等に集まっていただけました。
職員確保について、今日の研修が少しでも役立てたらいいなと、頑張ってお話ししました。
このくらいの規模で行う研修だと、あまり気負わずにできるのでいいですね。
途中からスイッチが入ってしまい、いろいろな事例等を話すのが面白くなってしまって、うっかり時間オーバーしてしまったのは失敗でした(>_<)
ああなると、2時間でも3時間でも話し続けてしまうので、気を付けないといけません。
今日の感触では、社会保険労務士と顧問契約をしている法人はまだまだ少ないように感じました。園長先生が独力で労働法令その他を理解し、施設運営を行うことには大変なご苦労を伴っているものと思います。
埼玉県社会保険労務士会でも事業開発の一環として保育労務管理の委員会を立ち上げて、人的側面からの経営支援を行っています。全市とは言いませんが、こういう形で労務管理や法令についての研修をすることは、施設長さんにとっても、また市町村にとっても有用ではないかと感じます。
これで、昨年度の埼玉県保育協議会研修、鴻巣市施設長研修に続き、保育所関係では3回、講師としてお話をさせていただいてきました。
これからも研鑽を重ね、よりスマートで聞きやすい、こちらの意図が伝わる研修をできるように頑張っていこうと思います。