田中労務経営事務所  業務日誌

埼玉で社会保険労務士をやっています。日々の業務にまつわるあれこれを綴っていきます。

年末年始は17連休?

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令和2年から令和3年にかけての年末年始、1月11日まで延長するという提言が出ているそうです。

 

従来だと仕事納めは12月28日(月)、仕事始めは1月4日(月)となり、6連休となるところです。

そこへ出てきたのが17連休提言。

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新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止を目的として、年末年始の帰省・旅行・初詣などの分散するには休みを増やすのが良いだろうということのようです。

分散を即すのですから、皆が17連休しろというわけではありません。

 

9月の連休でも「緩んだ」といわれましたが、気が緩むといえば年末年始の右に出るものもないでしょう。

インフルエンザとの同時流行も懸念されていますし、できるだけ人と人の接触を避けるに越したことはないと理解はします。

 

実際に半月以上も「休日」を設けた場合、仕事をする上で影響が大きすぎますね。

 

仕事の8割は段取り(準備)です。

1月12日になったからといって、いきなり全開で仕事ができるわけではないのです。

 

この提言を政府がこれを採用するとすれば、それはGoToを含めた経済対策ですね。

これにより多くの人が移動し、各地で消費することが疲弊した旅行業界、旅客運送業界、飲食業界やエンターテイメント業界に与える影響は大きいと思われます。

 

この提言をそのまま受け入れて17連休とするかどうかは企業、事業所の自由ですが、皆どのような決断をするか興味があります。

 

他方、重大な問題が生じうるとすれば、時間給・日給制で働いている非正規労働者の生活でしょう。

いまのところ雇用調整助成金の緊急拡充措置も12月末で終了する予定ですし、休日となってしまうと即減収、生活費が困窮する恐れがあります。

それをも見込んだとしても、旅行業界や小売業、サービス業が活況となることに利を見ているのかもしれません。

 

まあ、どのみち僕は仕事してますけど( ̄▽ ̄)