令和3年3月 マイナンバーカードが健保証に!
令和元年9月3日に開催されたデジタル・ガバメント閣僚会議(第5回)において、マイナンバーカード普及に向けた取り組みについて、具体的な工程表とともにマイナンバーカードの健康保険証利用が示されていましたね。
12月10日、内閣府から「2021年3月(予定)からマイナンバーカードが健康保険証として使えるようになります!」というリーフレットが公開され、周知が始まりました。
https://www.cao.go.jp/bangouseido/pdf/leaf2019_hokensho.pdf
マイナンバーカードの健保証利用には6つのメリットがあるとのことです。
1.健康保険証としてずっと使える!
2.医療保険の資格確認がスピーディに!
3.窓口への書類の持参が不要に!
4.健康管理や医療の質が向上!
5.医療保険の事務コストの削減!
6.マイナンバーカードで医療費控除も便利に!
カードリーダーに「ピッ」とかざすだけで、瞬時に被保険者資格が確認できる仕組みにするようです。
また、従来言われていた診療記録や健診データをマイナンバーカードのメモリに書き込むことはしないようです。
なので、窓口でマイナンバーを見せたり控えられたりということはしないので安心してご使用くださいと、いろいろ説明されています。
もちろん被保険者資格取得手続きは従来通り必要で、ただ、健康保険証の印刷・発行というプロセスが短縮されるところは有用だと思います。
また、国民健康保険の健康保険証は毎年印刷して各世帯へ郵送していますから、この分の手間と費用がなくなるのは市役所にとって大きなメリットでしょう。
マイナンバーカードを健康保険証として利用するためには、事前登録が必要で、令和2年度からマイナポータルで申し込みをできるようにする予定となっています。
これまでいろいろと物議をかもしてきたマイナンバーカードですが、これを機に普及していくのでしょうか?