田中労務経営事務所  業務日誌

埼玉で社会保険労務士をやっています。日々の業務にまつわるあれこれを綴っていきます。

気心の知れない

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おはようございます。

今朝、出がけにテレビから「気心の知れないママ友には・・・」という音声が聞こえてきました。

 

 

「最近の若い人でも気心とか使うんだ」と思ったので、今後の整理のために調べてみました。

 

 

◎気の置けない:「気を使ったり気兼ねをしたりして窮屈な感じを与えない様子」

 例)「彼は気の置けない人だ」(彼は人に気詰まりを感じさせない人だ)

 

◎気が置けない:「遠慮しなくても良い、打ち解けていること」

 例)「彼とは気が置けない仲だ」(彼とは気を許す仲だ)

 

 

◎気を置く:「油断ならない、気を遣う、遠慮する、打ち解けられない」

 例)「彼とは古くからの知り合いだが、会うと気が置かれて疲れる」

   (彼と会うと気遣いで疲れてしまう)

 

◎気心の知れた:「親しい、信頼できる」

 例)「彼は気心の知れた友人だ」(彼は親しい友人だ)

 

◎気心の知れない:「馴染めない、何を考えているかわからない、信頼できない

 例)「東京のものは気心が知れないから私はいやぢゃ」(夏目漱石三四郎」より)

 

◎気が知れない:相手の考え・意図が理解できない。

 例)「彼の気が知れない」(彼が何を考えているのか理解できない)

 

「気が置けない人」というのは「気を使わない、気楽に接する事ができる人」という意味で、「気が置ける人」というのは実は「気を許せない、油断ならない人」の意味になります。親友は「気が置けない」方が正解になります。

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「気心」には「本来持っている気質や考え方、気立て」といった意味があり、「気心の知れた」というと「親しい、信頼できる」ということを表し、「気心が知れない」というと「馴染めない、何を考えているかわからない、信頼できない」という表現になります。

 

日本語は難しいですね。