田中労務経営事務所  業務日誌

埼玉で社会保険労務士をやっています。日々の業務にまつわるあれこれを綴っていきます。

弔問 会葬

役目柄、訃報を作成したり、葬儀に参列することが多いです。

特に今年は自分の周りで葬儀が多かったです。

父が亡くなった平成12年は、自分のところの葬儀を含めて年13回あり、あの時も大変でした。

 

さて、ふと思いついたのが弔問、会葬の違い。

調べてみると、

「弔問」:お悔やみのために、故人の自宅に出向くこと(弔問客)

「会葬」:葬式(葬儀式 告別式)に参会すること(会葬者)

のようです。

 

最近は通夜もホールなどで行うことが一般ですが、昔はお葬式も自宅で行いました。

その前に故人と対面してお悔やみを述べる際にも、自宅に出向いていました。自宅でなくても、現代では通夜に参列してお悔やみを申し上げることを「弔問」というそうです。
また、お通夜やお葬式に間に合わない場合や、葬儀後に故人の死を知ってから自宅を訪ねる場合にも弔問という言葉を使います。

 

一方、翌日の葬儀式・告別式に参列するのが「会葬」です。

本当は近親者やごく親しい人以外は、通夜ではなく葬儀に参列するのが正しいらしいのですが、葬儀はいろいろな都合で昼間に行われることが多いので、参列しやすい通夜の方に向かう人が多いですね。

 

なお、葬式・告別式の違いですが、

「葬式(=「葬儀式」)」は、宗教的な儀礼を行い、お焼香をしてお弔いをする場
「告別式」は、一般の知り合いである会葬者が別れを告げる場(社会的儀礼

だそうです。

 

何気なく使っている言葉ですが、調べると深いです。