田中労務経営事務所  業務日誌

埼玉で社会保険労務士をやっています。日々の業務にまつわるあれこれを綴っていきます。

ナンバープレートにアルファベット

f:id:tanaka-sr:20210724162331j:plain

 

 

先日車で顧問先事業場へ行く途中、日高市内でナンバープレートの分類番号に”M”を刻まれた車を見ました。

 

県外ナンバー(多摩)でしたが、初めて見たので思わずパチリ。

(赤信号で停車中に撮影3秒の早業です。)

 

 

330mm×165mmというサイズの日本のナンバープレートには、上段に「地域名」と「3桁の分類番号」が、下段に「ひらがな1文字」と「4桁の一連指定番号」が並んでいます。

 

f:id:tanaka-sr:20210724222852j:plain

 


アルファベット入りのナンバーが導入された理由は、「希望ナンバー制」で人気が集中している一部の番号を使い果たしたからだそうです。

 

希望ナンバー制は、手数料を支払えば4桁の一連指定番号を好きな数字にできる制度で、「1」とか「8」とか「88-88」などが人気と聞きます。

 

一度使ったクルマのナンバープレートは、車両の特定にナンバープレートを使うなどの理由から再度使われることはありません。そのため人気の数字が払底してしまう問題は以前から指摘されていました。

2018年1月から分類番号へアルファベットが導入され、今後も利用者に希望のナンバーを提供できるようになりました。

 

使用されるアルファベットは、A、C、F、H、K、L、M、P、X、Yの10文字です。国土交通省によると、希望ナンバーの払底回避のため、これまでいろいろな案が検討されてきたようです。「ナンバープレートのひらがな部分をカタカナやアルファベットに変更する」「4桁の一連番号を5桁にする」などの案もありましたが、比較的容易に実施できる分類番号の変更が採用されました。

これまでも、分類番号については「1桁(1950年代以降)」→「2桁(1967年以降)」→「3桁(1997年以降)」に変更されてきた歴史もあります。

 

分類番号の先頭の数字はクルマの用途や大きさが分かるため、そのまま残されました。

 

f:id:tanaka-sr:20210724222743g:plain

 

国道16号線を走っていると、福生あたりで用途のところが「Y」の車を見かけますね。

 

そのうち完全自動運転や空飛ぶ車が一般的に普及してくると、モータリゼーションも様変わりするのだろうなと思います。

いがに近い未来にやってきそうです。

空飛ぶ車同士の交通事故はすごく怖いですね。