i.D.E社労士塾 閉塾
8月23日に第52回社会保険労務士試験が行われ、合格発表は11月6日(金)です。
新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより開催が危ぶまれていましたが、受験生の皆さんとしては受験することができて良かったと思います。
試験の出来は人それぞれですが、受験が終わって一息ついている人もいれば、第53回試験に向けてスタートを切る人もいて、合格発表日までは微妙な小康状態といった感じでしょうか。
そんななか、i.D.E社労士塾が閉塾するというニュースが入ってきました。
僕自身は個々の出身でもないし、受験生時代、社労士の勉強は全国社会保険労務士会連合会が主催する受験講座というレアな環境でやってましたので、割と稀有な例かもしれません。
(まだ全社連は受験講座とかやっているのかな?)
i.D.E社労士塾の評判はたびたび聞いていて、とくにカリスマ講師の井出和幸代表の講義は一聴の価値ありとされています。
合格後にも力になる「理解」に重点を置いた講義スタイルというのは凄く好感を持っていたのですが、残念でなりません。
関係業者(印刷、製本、録音スタジオ等)が軒並み廃業に追い込まれ、2021年向けの教材が作れなくなるという、刀折れ矢尽き無念の閉塾ということで、新型コロナウイルスの猛威がこんなところにも来ているのかという思いです。
現在の社労士試験は独学ではなかなか受かりにくい状況になっています。
全国の受験生たちのために、新生i.D.E塾復活ののろしが上がることをお祈りします。