コオロギせんべい
今日、知人からの情報で、あの無印良品がコオロギせんべいの発売を発表したことを知りました。
5月20日(水)にネットストアで先行販売を開始するそうです。
190円
良く調べたら、昨年11月21日に、開発中のコオロギせんべいについて告知がありました。
で、満を持しての販売。
昆虫食は、世界的にはごく普通です。
日本でも地方では日常的に食されてきましたが、多種多様な食物にあふれ、あんでも食べることができるようになった現代ではだいぶ虫離れし、たんに「食文化」として伝承されているレベルまでになってしまっているかもしれません。
父の実家が長野県の北佐久郡だったので、子供のころは田んぼへイナゴ取りに行かされ、採ってきたイナゴを佃煮にして食べたものです。
あれは「そのまま」の姿で出てくるので、見た目はアレでしたが、美味しいです。
そう思えばコオロギせんべい、粉末にして練りこんであるので、見た目では分かりません。
コオロギは「陸のエビ」というわれるくらいに香ばしい味がするとか。
今回使用したのは、協業した徳島大学の研究をベースに「量産化」したフタホシコオロギという熱帯性コオロギの一種で、約35日で「収穫」できるのだそうです。
もちろん、無印良品が商品化するくらいですから、その辺で子供に採らせたコオロギであるはずもなく、きちんと食用に生育したもので心配ないでしょう。
たんぱく源としては非常に優秀で、育成も簡単、エサも雑食性で少量で済むという優等生ぷりを発揮しています。
発売後しばらくは「黙って食べさせる」という試みが数多くされそうな予感がします。
そのばあい、やはりハラスメントになるのか、社労士としては興味のあるところです。