雇用調整助成金等個別相談会
今日から所沢市役所での雇用調整助成金個別相談会がスタートしました。
www.city.tokorozawa.saitama.jp
COVID-19(あんまり呼ばれてませんね)による空前の経済危機を迎え、雇用を維持していくための支援として雇用調整助成金が大注目されています。
ただ、注目のされ方が「難しい」「よくわからない」「めんどくさい」といった方向なので何とかしなければなりません。
そこで所沢市産業振興課様から、我が埼玉県社会保険労務士会所沢支部へお声がかかりました。
やはり、市としては、市内事業所が緊急事態宣言のもと、さいたま市に次いで140の陽性患者が発生している状況下では緊急支援が必要と強く意識されたのではないかと推察します。
4月10日に最初のヒアリングがあり、実施方法についての検討を何度も重ねて20日に臨時議会にて補正予算成立。
実施に向けた細部の打ち合わせ電話・メールのやり取りは毎日のように続きました。
結果、市役所1F正面入り口ロビーで毎週3回、月・水・金に個別相談会を開催するところまでこぎつけました。
市と協働して一つの事業を作り上げるというのは、とても良い経験になりました。
それもこれも、「社会保険労務士の社会貢献として、積極的に事業所支援に取り組むように」との埼玉会会長宣言があったことと、直接厳命を受けてしまったことが突っ走った理由ですね。
相談会場は、ちょっと残念ですが、こんな感じで2ブース設置しています。
正面ロビーなので、仕方ないですね。
当初会場として考えていた8F大会議室は、特別定額給付金の事務作業のため使用できない状態だそうです。
Aブース内。
飛沫感染防止のためにアクリル板を設置していただいています。
この写真の後、テーブルを追加してもらい、相談者との距離を広げてもらいました。
Bブース。
ちょっと掘っ立て小屋感があって悲しいですが、プライバシー保護もありますので。
午前10時から午後4時まで、1コマ50分相談・10分休憩で5コマ構成
今日は、1組キャンセルがあったので9組の相談者が見えました。
計画届や申請書などできるところまで書いて持参された相談者が思いのほか多く、この助成金に対する本気度がうかがわれます。
ただ、細かいところの理解が難しく、時間枠いっぱいまでかけてご説明をしました。
個別相談業務については、もう27年続けている年金相談会では年間延べ180人くらい行っていますし、埼玉県社会保険労務士会の総合労働相談所・年金相談センターでも相談員を行っている関係上、あまり苦になりません。
いままで培ってきたスキルや経験を駆使して、しっかりと必要な情報を相談者へお伝えしようと思います。
さて、明日も1日相談会です。