田中労務経営事務所  業務日誌

埼玉で社会保険労務士をやっています。日々の業務にまつわるあれこれを綴っていきます。

マエストロ Herbert von Karajan

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カラヤンです。

 

ヘルベルト・フォン・カラヤンHerbert von Karajan

1908年4月5日、オーストリアザルツブルク生まれの20世紀を代表する名指揮者です。
騎士 (Ritter) の子として生まれたそうです。

 

ザルツブルクのモーツァルテウム音楽院とウィーン音楽院で学んだ後、1948年にウィーン交響楽団の首席指揮者、翌1949年にウィーン楽友協会の音楽監督に就任。

1954年11月、ドイツ音楽界に君臨していたヴィルヘルム・フルトヴェングラーが急逝したことで、翌1955年にフルトヴェングラーベルリンフィルとのアメリカ演奏旅行の代役を果たし成功をおさめ、この旅行中にベルリン・フィルの終身首席指揮者兼芸術総監督に就任、1989年まで34年もの長期間この地位に留まりました。

 

とまあ、このあたりはWikipediaからの引用ですが、カラヤンといえば正確無比で完璧な演奏。そして 音響的ダイナミズムを追求した重厚感あふれる音です。

結構好き嫌いの別れる指揮者でありますが、カラヤンの音が好きです。

 

そして、もう一つ。

カラヤンといえば、目を閉じる指揮法。

カラヤンは、楽員の集中力や陶酔力を深めるためとして目をつぶって指揮したため、団員ははじめ大いに戸惑ったが、「じきに慣れるさ」の一言で押し通し、事実その通りになっていったそうです。

目を閉じる指揮法については、暗譜での指揮に関しクナッパーツブッシュから「(暗譜で指揮をしないのは)私は楽譜が読めるからだ」と皮肉を言われ、それに対し演奏に集中するための暗譜であることを誇示するために目を閉じるようになったという伝説があります。

とにかく、カラヤンの指揮法はスマートで美しく洗練されており、神秘的ですらあります。

そこから生み出されるベルリン・フィルの音は限りなく素晴らしく、カラヤンが数多く残した名盤と映像を、今でも楽しむことができるのは至福と言えますでしょう。

 

どうしても指揮法のカッコよさをここに上げておきたいので。

 

www.youtube.com

 

ドヴォルザークの Symphony No. 9 "From the New World(新世界より)"

もちろんベルリン・フィルハーモニーです。

 

新型コロナウイルス感染症の影響で、ベルリン・フィルハーモニー・ホールが閉鎖されています。

ですが、そのおかげ(?)でベルリン・フィルのサイト、Digital Concert Hall が3月31日まで無料開放されています。

珠玉の演奏アーカイヴが自由に見られます。

www.digitalconcerthall.com

 

おすすめです!!