International Women's Day
少し前ですが、3月8日は 国際女性デー でした。
このとき、YouTubeに上げられたなぞなぞ(Can You Solve the Riddle?)
ちょっと考えさせるなぞなぞで、答えがわかると「ああ、確かに」となります。
英語でのナレーションなので、直訳を書きますと、
ある日、お父さんは息子を会社の面接会場へと車で送っていました。
すると車を降りる直前に息子の電話に着信が。息子はお父さんの顔を確認すると、お父さんは「いいじゃないか、出なさい」と返答。
電話をかけてきたのは、ある貿易会社のCEOでした。電話に出ると「面接頑張りなさい、息子よ」といって電話は切れました。
そして息子は再び、隣に座るお父さんの顔を見つめました。
一体、何が起こっているのでしょうか?
さて、問題を出された回答者たちは一様に戸惑い、窮しています。
そして、答えを知った後には問題の根深さに気が付かせられます。
さて、答えは、
「CEOは、息子の母親だった」です。
こうして考えてみると、CEOなど社会的ステータスが高かったり、総合的な判断責任を負う立場には男性がなるものだという深層心理が強いことが分かります。
こうした ジェンダー・バイアス は、ちょっとやそっとの啓蒙活動では覆すことができないのが現在の世界であるようです。
ましてや、日本は非常に男女間の差別意識、役割論が強いと国際的にも言われていますし、実際そのように感じることが多いです。
働き方改革でも、優秀な女性達を働く場に戻ってきてもらうことを大きな目的としてとらえています。
女性参画社会ということがお題目で終わらず、女性活躍社会を実現するためには、ジェンダー・フリー社会の構築に向かって草の根活動を行っていくことが大事なように考えています。
なお、社会保険労務士会所沢支部では、多くの優秀な女性会員が活躍しています(*^_^*)
数年後には、こんなことがなぞなぞとして成り立たない社会になっていくように望みます。