フリクションポイントノック04
普段から愛用しているPILOTのフリクションシリーズですが、今年9月にフリクション ポイントノック04が発売されていました。
これまで書き味の問題で、フリクションボールノック07を使ってきました。
1回、0.38㎜を使ってみたときに、書いているときのあまりのカリカリ感に閉口し、それ以来フリクションの細字は性に合わないと回避してきたので発売されても興味を持てませんでした。
ところが今回、知人から「新しく出たフリクションの0.4㎜は書き味が違う!」と情報をいただき、ロフトへ行って試し書きをしてみました。
おお!
こ、これは!!
というくらいに0.4㎜とは思えないペン先のしっかり感とストレスのないインクの出具合。
このレベルなら消えるボールペンにも「書き味」を論じることができると、即買いしました。
本来8色(ブラック、レッド、ブルー、グリーン、ブルーブラック、オレンジ、ピンク、ライトブルー)が発売されているのですが、ブルーブラックとライトブルーしか買えませんでした。やはり、発売から3か月経過していても、人気爆発中なんですね。
ポイントノック04は、フリクションボールのコーンチップ、フリクションポイント04のパイプチップと異なり、シナジーチップを採用しています。
「シナジーチップ」とは、細書きに適した極細のステンレスパイプの先端にくぼみをつけてボールを点で支える構造の「パイプチップ」と、一般的なボールペンに使われる、円錐形で、チップ強度が強く、安定して書きやすい「コーンチップ」のそれぞれの特長を活かした構造・形状のチップです。
このシナジーチップは、極細ボールペンで最も優れた書き味を誇るジュースアップで使われているチップなんですよね。
また、先端部とクリップが金属製になっています。
先端を重い金属にしたことで、ペンの重心位置が下がり、これも書きやすさ、ペンの操作性の向上に一役買っています。
軸径もフリクションボールノックが11㎜であるところ、フリクションポイントノックは10.5㎜と0.5㎜細くなっています。数値上は0.5㎜の違いですが、見た印象はかなりシェイプアップされた感じを受け、光沢のある塗装と相まって高級感を演出しています。
0.7㎜のぬるぬるした書き味も好きなんですが、ポイントノック04の細さと書き味は、普通のメモ、手帳書き込み、なんでも使える汎用性の高さがあります。
文具屋さん巡りをして売っているのを見つけたら、どんどん買ってしまいそうです。