積読
誠品生活日本橋にいってみました。
約2,800㎡の売り場を構える誠品書店は、”アジアで最も優れた書店”と評されている台湾拠点の書店です。日本では、有隣堂がフランチャイズの形で出店しているそうです。
本好きとしては是非一度行ってみたかった書店で、美しい書棚の陳列とそこかしこにある試読スペースがいかにも「読書文化」を象徴的に演出しており、楽しい時間を過ごしてきました。
ここは何時間いても飽きないですね。
店内は人で溢れており、そんなところもアジアっぽいと思ってしまいました。
で、また買ってきてしまいました。
文庫ですけど。
ジェフリー・ディーヴァー「エンプティ・チェア」上下巻(文春文庫)
読んでいない本が山になっているのですけどね(@_@;)
8.空の中 有川浩(角川文庫)
9.海の底 有川浩(角川文庫)
10.予言の守護者 デイヴィッド・エディングス(ハヤカワ文庫)
11.蛇神の女王 デイヴィッド・エディングス(ハヤカワ文庫)
12.竜神の高僧 デイヴィッド・エディングス(ハヤカワ文庫)
13.魔術師の城壁 デイヴィッド・エディングス(ハヤカワ文庫)
14.勝負の終わり デイヴィッド・エディングス(ハヤカワ文庫)
15.ジーヴズの事件簿‐才知縦横の巻‐ P・G・ウッドハウス(文春文庫)
16.ジーヴズの事件簿‐大胆不敵の巻‐ P・G・ウッドハウス(文春文庫)
17.ハローサマー、グッドバイ M・コーニ―(川出書房新社)
18.エンプティ・チェア ジェフリー・ディーバー(文春文庫)
25.戦場のコックたち 深緑野分(創元推理文庫)
26.Good Old Boys 本田孝好(集英社文庫)
27.HELLO WORLD 野崎まど(集英社文庫)
28.片桐酒店の副業 徳永圭(角川文庫)
30.スイーツレシピで謎解きを 友井羊(集英社文庫)
31.自転車の教科書 堂城賢(小学館)
現在、水生大海の「ひよっこ社労士のヒナコ」(文春文庫)を読んでいる途中です。
積読、こうして整理してみたら、35冊(エンプティ・チェアは上下巻なので)しかなかったですね。意外と大したことなかったです。
集英社文庫が多いのは、「よまにゃ」のせいですね。
かなり偏りがあるなあ。
純文学は最近読んでないのがバレバレです。
まとめていたら、深緑野分の「戦場のコックたち」と米澤穂信の「満願」を2冊買っていた( ̄▽ ̄)ことに気が付きました。
積読にはこういう弊害がありますね( ;∀;)
Wikipediaによると、「積読」という言葉が生まれたのは明治時代だということですが、「書物語辞典」(古典社 1936年発行)に、「江戸時代すでに朗読・黙読・積置を書の三読法と称した」とあるように、概念自体は「積読」という言葉が誕生する以前からあったということです。
アルフレッド・エドワード・ニュートンは「読むことができなくても手に入れた書籍は無限に向かって到達する魂よりも空っぽな一冊の書籍を読む行為より多くの書籍を購入したくなる興奮を生み出す。我々はたとえ読まなくても本のたった一つの存在感が慰めをもたらすし、いつでも手に取れる安心感ももたらしているから本を愛している。」と述べている(A quote on bibliomania)そうです。
積読家の心というのは、そういうものです。
真の積読家は、やはり3ケタ以上の未読本を蔵書しているらしいですし。
過去に読んだ本も、時々読み直してたりするので、なかなか進みません。
超訳ニーチェの言葉(白取春彦編訳 ディスカバー21)は、時々適当なページを開いて読んでたりします。
P.F.ドラッカーのマネジメント(上田惇生編訳 ダイヤモンド社)はエッセンシャル版ですが、困ると読み返したりしてますね。
ビジネス本や自己啓発本は、あんまり読みません。
ニーチェ、ドラッカーの2冊と、D.カーネギーの人を動かす、道は開けるがあれば、十分な気がします。
そのうち、(自分勝手な)書評でもアップできたらいいなと思っています。