田中労務経営事務所  業務日誌

埼玉で社会保険労務士をやっています。日々の業務にまつわるあれこれを綴っていきます。

労働相談・個別労働紛争解決制度関係機関連絡協議会

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今日は、埼玉労働局で行われた「労働相談・個別労働紛争解決制度関係機関連絡協議会」に出席してきました。

 

いま、埼玉会で社労士会労働紛争解決センター埼玉副センター長総合労働相談所・年金相談センター運営委員会委員長を担当していることから、「行ってこい」との命を受けての参加です。

 

この役職について、初めて出席できたわけですが、結論的には大変勉強になりました。

 

この連絡協議会は、3構成で成り立っています。

1 協議会構成員

 ・埼玉県産業労働部雇用労働課

 ・埼玉県労働委員会事務局

2 埼玉労働局

 ・雇用環境・均等室

3 関係機関

 ・さいたま地方裁判所

 ・埼玉弁護士会

 ・日本司支援センター埼玉地方事務所(法テラス埼玉)

 ・埼玉県社会保険労務士会

 ・埼玉司法書士

 ・日本労働組合総連合会 埼玉県連合会(連合埼玉)

 ・(一社)日本産業カウンセラー協会 北関東支部

 

ADR機関ってこんなにあったんだなと知りました。

 

我が社労士会では、総合労働相談所とADRセンターが連動して、ワンストップサービスを目指しています。

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でも、他は必ずしもそうではなく、それもあって連携(お互いに特徴を把握して、打ち切り等々になったときに他の機関を紹介する)して問題解決支援をしていきましょう、というのが趣旨の会議でした。

 

司会を務められた埼玉労働局の労働紛争調整官が旧知の方で、以前所沢労基署では大変お世話になりまして、久しぶりにお会いできてうれしかったです。

 

会議後に、今ADRセンターの方向性について悩んでいる「法律違反が見受けられる事案への対処 → あっせん事案としてよいのか」について、立ち話ですがお話を伺ってきました。

進む方向について少し確信が得られたのも、大きな収穫でした。

 

今度悩んだら、雇用環境均等室へ訪ねていこうと、そんなことも思いながら事務所へ戻りました。