中央最低賃金審議会
中央最低賃金審議会(目安に関する小委員会)が、中野サンプラザ エトワールルームで本日14時から始まりました。
令和元年度第4回目の開催で、令和元年度地域別最低賃金額改定の目安について話し合われ、提示する最低賃金改定額の目安を参考に、各地方最低賃金審議会が審議・答申し、都道府県労働局長が最低賃金を決定します。
最低賃金とは、 最低賃金法(強行法規)に基づき国が賃金の最低限度を定め、使用者は、その最低賃金額以上の賃金を労働者に支払わなければならないとする制度です。
仮に最低賃金額より低い賃金を労使合意の上で定めても、法律により無効とされ、最低賃金額と同額の定めをしたものとみなされるものです。
この数年、政府の金融経済政策の柱(骨太の改革)として労働者賃金の底上げが課題とされてきたことから、毎年3% 引き上げられてきました。tanaka-sr.hatenablog.jp
今年も3%引き上げなら、東京都(985円)、神奈川県(983円)は1,000円に達します。
埼玉県も898年 → 925円といよいよ900円台です。
審議は未明まで続く見込みということですが、注目すべきは3%の引き上げで収まるかというところですね。