ジェフリー・ディーヴァー
「リンカーン・ライム」シリーズ1作目
『ボーン・コレクター』を読了しました。
ジェフリー・ディ―ヴァ―の傑作シリーズの第1作目であり、1999年にデンゼル・ワシントン、アンジェリーナ・ジョリー主演で映画化もされています。
日本では、週刊文春ミステリーベスト10(1999年)で第1位(20世紀ベストで第22位)、このミステリーがすごい!で第2位、2012年に選出された東西ミステリーベスト100で海外編の第22位とに輝いています。
ジェフリー・ディ―ヴァ―は「どんでん返しの魔術師」との異名をとり、ジェットコースターミステリの名手として多くのファンを持っている作家です。
これまで縁がなく、知人の勧めでなんとなく読み始めたのですが、面白かったです。
上下巻構成でページ数は結構ありますが、何ら苦になりません。上巻を読了したところでシリーズ2作目「コフィン・ダンサー」を購入してしまいました(*^_^*)
もともとミステリー小説読みでして、最近は米澤穂信が好きで、他にも北村薫、栗本薫、岡嶋二人(解散してしまったのですよね(T_T) 残念。)、伊坂幸太郎、有栖川有栖(東野圭吾は容疑者Xの献身が好きだ。)から、アガサ・クリスティ、エラリー・クイーン、アーサー・コナン・ドイルやエドガー・アラン・ポー(そういえば、チャンドラーは読んでないなぁ。ジョン・ディクスン・カーは読んだけど忘れてしまったので、もう一度読み返そうかな。トム・クランシーは読んだけどハメット読んでなかった。パトリシア・コーンウェル、ウンベルト・エーコ、スコット・トゥローを読んでないのは手抜きか(+_+))といった古典(江戸川乱歩とモーリス・ルブランは小学生の時に読みました。横溝正史、赤川次郎は中学生のときかな。考えられないことに、島田荘司、綾辻行人をまだ読んでいません。)まで、ほぼ乱読してきましたが、ジェフリー・ディ―ヴァ―もかなり良いです。
「そうきたかぁ」とうなってしまう小説は、やっぱり面白いです。
池田真紀子さんの訳も素晴らしいです(そういえば、コーンウェルの作品も翻訳してますね。1966年9月生まれなので同学年だ。)。
ネットでは7作目の「ウォッチメイカー」をもって最高傑作としている向きが多いですので、そこに至るのを楽しみに読み進めようと思っています。
問題は、読みたいと思って後先考えずにどんどん購入してきてしまい、「積読」になっている本が30冊では済まないというところでしょうか( ;∀;)
もちろん、「ジーヴスも2、3冊待機しています。」(*^_^*)
仕事を更に頑張って、読書三昧の沈溺した生活が、目下の目標です。