田中労務経営事務所  業務日誌

埼玉で社会保険労務士をやっています。日々の業務にまつわるあれこれを綴っていきます。

労働条件調査で3日通う

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今年、2月は意外にやることが多いです。

4日に医療労務コンサルタント研修、21日に保育労務管理研修を開催しますし、確定申告も始まります。

 

そんな中、13日、14日、15日と3日連続で所沢労働基準監督署へ通うことに。

3日連続で労働条件調査に当たりました。

この時期、最低賃金改正に伴う調査が行われるのはわかっていますが、26年間社会保険労務士をやってきましたが、3日連続はさすがに初めてです。

とりたてて準備が大変とか、そんなこともないですし、お陰様で持参する書類で未作成のものもないので、担当された監督官とごくごく淡々とあるがままにお話ししてくるだけですが、「ここはなぁ」というところはしっかりご指摘していただきました。

 

面白かったのは、初日が3方面主任→今日が2方面主任→明日が1方面主任と別々の方が担当となったこと。

こう言っては何ですが、一様にお忙しい主任監督官と落ち着いてお話しする機会もなかなか無いものですから、いろいろと勉強になります。やっぱり主任になられる監督官はさまざまにご経験をされていて引き出しもたくさん持っていてお話ししていると楽しいです。

また、なんといっても、今回のように3連続で違う監督官の調査を受けると、進め方や着眼点も微妙に違い、でも大事なところは逃さず短時間で的確に指摘するあたりは「さすがだなぁ」と思います。

 

「労基署対策」とか、「監督官がやってくる」なんて言って、なにかとけむったがったり、敵対したりする風潮が労基署に対してはあるようですが、本来私たち社会保険労務士とは、その行きつく目的地は同じように思います。

ただ、そのアプローチが、公権力(と書くから嫌がられるのでしょうけど)による強制力を伴う指導監督という形なのか、飴やら鞭やら手練手管を総動員してなんとか社長を説得して思う方向へ進めていく形なのかの違いがあるだけと思っています。

 

今日もこうして普通に仕事をしています。

サム・スミスの Stay With Me とか、ビリー・ジョエルの Just The Way You Are とかを聞き、浸りながらPCに向かう夜です。

 

さて、明日も頑張ろう。