田中労務経営事務所  業務日誌

埼玉で社会保険労務士をやっています。日々の業務にまつわるあれこれを綴っていきます。

ブログ なぜか変わらずPVが

 

tanaka-sr.hatenablog.com

 

2022年1月からブログを刷新してます。

 

上のバナーがリンクになってますので、

こちらへおいで下さいますようお願いします。

 

 

と、更新してこなかったこのブログ、Page View(PV)が落ちないのであります。

 

このページと

 

tanaka-sr.hatenablog.jp

 

このページが

 

tanaka-sr.hatenablog.jp

 

Access多いのです。

 

なんか不思議。

 

ブログを刷新いたします。

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あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

 

さて、昨年12月に組織変更し、社会保険労務士法人へと法人成りいたしましたことは、このブログでもすでに触れたところですが、令和4年になったことですしブログも刷新することといたしました。

 

tanaka-sr.hatenablog.com

 

まあ、相変わらずはてなブログのフリープランでありますし、中の人が変わらないので刷新というほどの刷新でもないのですが、今後ブログの更新は新ブログの方で行いますので、ご興味のある方はそちらにアクセスしてください。

 

よろしくお願いいたします。

 

Barolo "Riserva Speciale"

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法人化したお祝いにイタリアワインの王様バローロをいただきました。

しかもヴィンテージ 1967年もの。

なぜ1967年なのかは伏せます。

 

あまりワインは詳しくないので、友人に聞いてみたところ「粋なことをする人だね」とお褒めのお言葉をいただきました。

 

バローロ( Barolo)は、イタリア共和国ピエモンテ州クーネオ県にある、人口約700人の基礎自治体コムーネ)なのだそうで、この地域の特産品である「バローロ」は、最高級のイタリアワインの一つであるそうな。

 

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ネットによると、

バローロは、イタリア北西部のピエモンテ州で造られるイタリアを代表する高級赤ワイン。重厚かつ深遠な味わいは、「王のワインであり、ワインの王」と称され、世界的な名声を博しています。」とありました。

 

イタリアにはワインを格付けして4段階に分けていますが、そのうちの最高位D.O.C.G.に認定されている銘柄です。
バローロは、栽培の難しい黒ブドウ品種「ネッビオーロ」のみを原料とし、最低でも38か月以上かけて熟成することが法で定められています。

 

バローロと言ってもいろいろたくさんあり、いただいたのはこれ。

 

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1967 Poderi Lanzavecchia Barolo Barolo, "Riserva Speciale" Serralunga d'Alba

 

この Riserva Speciale を誰だかがテイスティングした記事が載っていたので、転記しておきます。

 

3/9/2019 - MICKLETHEPICKLE LIKES THIS WINE:79 Points
Past it’s prime, but still clinging to life. Orange-amber, slightly darker in the center. Nose funky at first, then shoe polish and orange rind. Surprisingly firm body for 52 years on, with some sweetish fruit, even pretty in its way. A treat for me, as I’ve never had a Barolo of this age. Obviously would have better ten years ago, but I’m not complaining. 3-10-10-6: 79/100.

www.cellartracker.com

 

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ありがたいですが、飲んでよいものやらいけないものやら。

 

いまとても悩んでいます。

 

お祝いをいただきました

 

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この12月、年も押し詰まっての法人化。

毎日バタバタしています。

 

法人化のご挨拶をお送りしたところ、顧問先様からお祝いのお花をいただきました。

とてもありがたいです。

 

 

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こちらの蘭はデスクの上に置かせていただいてます。

 

 

もう一鉢いただいたので事務所入り口に並べてみました。

 

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壮観です

 

法人化して13日にやっと登記簿謄本ができました。

口座開設やら社労士会の登録変更やら、やらなければならないことが山積みです。

そうそう、このブログのタイトルも変えなければ。

 

これまでの反省を踏まえ、お客様のためにより良い事務所を目指して頑張ります。

 

 

社会保険労務士法人に組織変更いたしました。

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昭和44年から長らくご愛顧いただいておりました 田中労務経営事務所 は、

令和3年12月1日をもちまして社会保険労務士法人へと組織変更いたしました。

 

法人名は

社会保険労務士法人TANAKAコンサルティング

です。

 

以前からの構想ではありましたが、今年に入って本格的に準備を開始し、何とか年内に間に合いました。

 

いろいろバタバタで、採用予定2名の求人も同時並行で行いつつでありますから、やらなければならないことができていません。

 

顧問先様をはじめ関係諸方面への挨拶状は目下印刷中。

年賀状も印刷中、名刺も、封筒も変えなければ。

 

事務所の看板もこれから発注なので、とりあえず登記だけ先行という感じです。

 

でありますが、

 

月並みながら心機一転、これからも顧問先様のために粉骨砕身、不惜身命の心構えで仕事をしていこうと心構えを新たにしています。

 

スタッフもそろえて、社会保険も適用し、処理良い職場環境の整備も行いながら、良い仕事をして社会へ貢献していきたいと願っています。

 

何卒これからも末永くよろしくお願いいたします。

 

田中拝

お菓子屋さんの肉まん

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さる11月13日、お菓子屋さんで肉まんを買って食べた話。

 

 

お客様への手土産を買いに、田中事務所ご用達である狭山の名店「かにや」さんへでかけました。

すると店内に見慣れないものが!

 

肉まんです。

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埼玉県民の日(11月14日)にちなみ、11月13日・14日限定での販売ということ。かにや全店で200個。

全行程手作りでしょうから、200個は大変だと思います。

 

当然「買うでしょう」ということで2個購入しまして、

 

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「埼玉県産武州さし豚使用」

 

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ヤマザキの肉まんを買った時のオマケでもらった”肉まんレンジ蒸し器”で温めます。

蒸し器には肉まんを軽く濡らしてから入れて”チン””するのが秘訣。

 

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ゴロゴロしたお肉が入っていて、キャベツも大ぶり。

生地はもっちりと食べ応えがあり、味も食感も素晴らしい本格肉まんでした。

 

お菓子屋さんなのでレギュラー商品とするのは難しいでしょうけど、また来年も販売して欲しいものです。

 

短時間労働者に対する健康保険・厚生年金保険の適用拡大

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令和4年10月には常時100人超の事業所についても、短時間労働者を社会保険強制加入とする特定適用事業所になります。

 

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来年の厚生年金保険適用拡大については、弊事務所でもお知らせを始めているところです。

パートさんについて1年契約更新型で雇用している事業所では、令和4年10月によらず契約更新の時期までに検討しておく必要がありますので、4月更新の事業所では準備期間が実質半年を切っているところであります。

 

さて、特定適用事業所で社会保険に加入させなければならない短時間労働者の要件は、以下のとおりです。


・週の所定労働時間が20時間以上であること
・雇用期間が2か月を超えて見込まれること
・賃金の月額が88,000円以上であること
・学生でないこと

このうち、「賃金の月額が88,000円以上であること」についてお問い合わせが多いので、ブログに乗せておきます。

 

「賃金の月額が88,000円以上であること」の解釈は、原則として労働契約の内容で判断します。
であるため、契約更新時の労働条件検討がとても大事になります。

なお、拡大が施行される10月1日をもって判断しますので、今が多くても少なくても関係ありません。
また、年額判断ではなく月額判断なので、税法の扶養控除と異なり12月末の結果をもって判断するものでもありません。
その意味では、週2日勤務だった人が週4日勤務となって88,000円以上の収入が見込めるようになったときはその時点で保険加入し、フルタイムだった人が週2日になって88,000円未満の収入となった場合はその時点で資格喪失手続きを行います。
なお、被保険者資格取得が優先するので、年130万円未満の収入であったとしても被扶養者に留まることはできません。


問題は、「労働契約の内容と実際の労働時間が異なるとき、またはそもそも所定労働時間が不明確なとき」です。

飲食業などを中心に、こういった働き方をしているパートさんって多いですよね。

 

たとえば、週19.5時間(6.5h×3日)の雇用契約書を締結している場合で、実際の労働時間が、所定労働時間を超える事が常態化し、結果的に週20時間を超える場合は労働の実態を把握し、週平均20時間以上の勤務となっているかどうかで判断されます。

 

この点、厚生労働省の「短時間労働者に対する健康保険・厚生年金保険の適用拡大Q&A集(第2版(平成28年9月30日更新))」に次のように記載されています。

Q

問 18 の2 就業規則雇用契約書等で定められた所定労働時間が週 20 時間未満である者が、業務の都合等により恒常的に実際の労働時間が週 20 時間以上となった場合は、どのように取り扱うのか。

A

実際の労働時間が連続する2月において週 20 時間以上となった場合で、引き続き同様の状態が続いている又は続くことが見込まれる場合は、実際の労働時間が週 20 時間以上となった月の3月目の初日に被保険者の資格を取得します。

 

 つまり、2か月連続で週20時間以上の状態が続き、さらにその状態が続く見込みであれば、3か月目から、被保険者となります。

一方、この残業が続いた月が恒常的なものではなく、繁忙期による事が原因で、繁忙期が過ぎれば週20時間未満の労働時間となる見込みであれば、被保険者とはならないと考えられます。


ということで、1月から調整に入らなくても大丈夫ですが、加入しないなら契約を9月30日までにして、10月1日以降は週20時間未満または月88,000円未満の収入となるように再契約することが肝要となります。

 

以上に加えて気を付けなければならないのが、「88,000円」の内容です。

この金額には含めて判断するものと、含めないもの(具体的には次のもの)とがあります。

イ  臨時に支払われる賃金(結婚手当等)
ロ 1月を超える期間ごとに支払われる賃金(賞与等)
ハ 時間外労働、休日労働及び深夜労働に対して支払われる賃金(割増賃金等)
最低賃金において算入しないことを定める賃金(精皆勤手当、通勤手当、家族手当)

 

難解なのは、加入資格ありと判断されて手続きをする際には、上記のうちハとニは標準報酬月額算定対象の報酬に含まれることです。

 

<付け足し>

常時100人以上事業所の判断ですが、留意点は以下のとおり。

① 人数は法人単位でカウントします。

  法人の単位は「法人番号」で判別します。

 

② 100人超は厚生年金保険被保険者数で判断します。

  全労働者数ではないので注意が必要です。一般的には週30時間以上の従業員が何人いるかで判断します。

 

③ 常時は、12か月のうち6か月以上厚生年金被保険者数が100人を超えることが見込まれるかで判断します。

 

「学生でないこと」については、昼間学生を指します。夜間学部、夜間定時制等の学生は除外されないので、注意が必要です。

 



 

美味い食パン

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事務所の近く、狭山市狭山台3丁目に”サンセリテ - ベーカリーショップタカダ -”というお店があります。

いわゆるパン屋さんです。

 

以前から利用していたものの「美味しいパン」という認識しかありませんでした。

実際20年以上利用しているのですが、そのころはこれまた近所に「ジュノ」という職人が一人でやっているパン屋さんがあり、そこの焼きそばパンに惚れ込んでいたのでサンセリテはジュノが休みのときとか気分転換のときくらいしか買いに行っていませんでした。

 

少し前から”高級生食パン”というやつが流行っていて、方々でお高く売っています。

このブログでも”ねこねこ食パン美味かった”ということは話題にしました。

 

tanaka-sr.hatenablog.jp

 

サンセリテのオーナーパン職人髙田知明さんは有名な人で、ベーカリージャパンカップで優勝したり、パングランプリ東京で都知事賞を受賞したりしてます。

それは知っていたのですが、へそ曲がりの性格ゆえか、いつ行っても混んでいるからか、あまり積極的には買いに行きませんでした。

 

その後と言っても随分前になりますが、残念ながらジュノが閉店し、パンを食べたくなるとサンセリテで買っていたものの、それでも食パンを食べたことなかったのです。まあ、買いたくても行ったときには売れ切れというが多かったんですけどね。

 

それが先日、昼ご飯にと思ってお店に寄り、一つ二つ選んでレジに行くと「食パン値上げ」と書いてありました。

値上げと言っても280円が300円になるくらいだったのだけれど、最近モノの値段(正しい価値)に興味を持っていたので、ほぼ気まぐれで1斤買ってみました。

 

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実際買ったのはコレ。

上に端っこの切り落としが乗っけられています。

3斤型で焼きあがったものを3等分するとこのサイズになりますが、両端のものには端っこを付けてもらえるみたいです。真ん中に当たった人はなし。

 

なんでこれまで買わなかったんだろうと思いました。

煉獄さんではないですが「美味い!うまい!」と言いながら食べました。

 

「高級生食パン」、美味しいのは美味しいのですが、生クリームやらなにやらが入っていて甘みが強いのです。

一方この食パンは酵母が良いのか「パンの旨味」がしっかりと感じられます。

このまま食べても良し、トーストにしても良し、サンドイッチやピザトーストにしても良し。

高田さん、いい仕事しています。

ちなみにサンセリテ(SINCERITE)とは、フランス語で「まごころを込めて」という意味だそうです。

 

 

狭山市内には良いパン屋さん、洋菓子屋さんが何故かたくさんあります。

冬には「サヤマシ冬のパン祭り」というイベントもやっていて好評だったりします(午前中に売れ切れて午後閑散という面白いことになるのですが)

 

狭山市においでいただいたら一度お試しください。

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8:00~19:00 水曜定休日

10:00~17:00は併設のカフェも営業しています。

店の裏手に広大な駐車場完備

 

ちなみに、都内に2店舗、お弟子さんが開店した支店もあるそうです。

 

○サンセリテ北の小麦(世田谷区・上町)

 世田谷区世田谷3-11-12(8:00~19:00 月曜定休)

○サンセリテ祖師谷(世田谷区・祖師ヶ谷大蔵駅

 世田谷区祖師谷1-10-6(8:00~19:00 月曜定休)

ゴルフ練習場 大入り満員

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日本経済新聞

 

上の写真は大洗ゴルフ倶楽部6番パー4

今日の日経新聞日曜版”The STYLE”の特集がゴルフ場設計家井上誠一で、記事の中の1枚として掲載されていたのですが、美しさと手強さに打たれ、転載させていただきました。

 

11月4日に埼玉県社会保険労務士会支部対抗ゴルフ大会(栃木県足利市 東松苑ゴルフ倶楽部)が開催されることもあり、仕事前に練習しようと馴染みの練習場へ出かけました。

 

すると、大入り満員で駐車場すら止められない状態( ;∀;)

泣く泣く帰ってきて、事務所で仕事をしています。

 

コロナ禍で若年層を中心にゴルフ人口が増えているのは知っていたし、これまでも「練習場すごく混んでるなあ」と感じていたけれど、駐車場にすら入れなかったのは初めて。

納得できなかったのでブログに書いてしまいました。

www.nikkei.com

 

仕事がありえないほど詰まっているので、タイミングを逃すとぶっつけ本番になってしまいます。

なんとか数回の練習は確保したいと考える朝でした。

 

第18回ショパン国際ピアノコンクール

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なんと40日ぶりのブログ更新です。

このところ仕事が苛烈を極め、更新している時間がなかったのですが、今回どうしてもブログに残しておきたいことが起こったので更新しちゃいました。

 

コロナ禍により6年ぶりに開催された世界最高峰の音楽コンクール、第18回ショパン国際ピアノコンクールで日本人ピアニストが2人入賞したことが報道されました。

 

小林愛実さんが第4位、反田恭平さんが第8回の内田光子さん以来の2位になり、大きな話題となっています。日本人としては51年ぶりの快挙で最高位タイですね。

 

 第1位 ブルース(シャオユー)リウ  Bruce (Xiaoyu) Liu
 第2位 アレクサンダー・ガジェヴ Alexander Gadjiev <ソナタ賞>
 第2位 反田恭平  Kyohei Sorita
 第3位 マルティン・ガルシア・ガルシア Martin Garcia Garcia<コンチェルト賞>
 第4位 小林愛実 Aimi Kobayashi
 第4位 ヤクブ・クシリック  Jakub Kuszlik <マズルカ賞>
 第5位 レオノーラ・アルメリーニ  Leonora Armellini
 第6位 J J ジュン・リ・ブイ   J J Jun Li Bui

 

このところ日本人男性ピアニストが国際コンクールで次々に入賞しており、良い流れとなっていましたが、このコンクールでの2位は別格。天才反田の面目躍如というところです。

 

あまり反田さんのピアノは聞いてこなかったのですが、2018年に放映された「ピアノの森」で主人公”一ノ瀬海”の師”阿字野壮介”のピアノ演奏を担当していて、美しく力強い旋律に心打たれて聞き始めたのが最初です。

 

若く魅力的なピアニストがこのところ多く輩出されており、全く嬉しい限りです。

このコンクールでも有名どころの演奏者はこぞってエントリーしており、8人(古海行子、小林愛実、京増修史、沢田蒼梧、進藤実優、反田恭平、角野隼斗、牛田智大)が2次予選に進出、3次予選へは5人(古海行子、小林愛実進藤実優、反田恭平、角野隼斗)、そしてファイナルへが小林愛実、反田恭平の2人ですから、日本のレベルの高さがうかがえます。

 

しかしいい時代になりました。

YouTubeでほぼリアルに配信をしてくれるので、仕事をしながらどっぷり演奏を楽しむことができます。

このレベルになると、まあまずミスタッチはしませんし、譜面を忠実にさらいながらも自己解釈を入れてくるのでどれもこれも名演です。

正直、牛田智大さんはファイナルに残ると思ってましたが、3次予選落ちはちょっと衝撃的でした。

ショパンコンクールは「ショパン弾き」のコンクールであるという特殊性があることと、審査も恐らく”審査員の好き嫌い”で選ぶのだろうなと思います。そのくらい技量や演奏の確かさでは甲乙つけがたい人たちがしのぎを削っているのですから。

その中で2位というのはやっぱり素晴らしいことで、反田さん自身もこの日のために5年間準備をしてきたをインタビューで答えています。勝つために体作りからやるんだと知ったときはとても驚きました。

 

ところで彼らの演奏していたピアノなんですが、優勝したカナダのブルース(シャオユー)リウさんが”ファツィオリ”で演奏していましたね。

 


www.youtube.com

 

このコンクールでは4社のピアノの中から好みのものを選んでコンテストに臨むのですが、今回この4社(スタインウェイヤマハ、カワイ、ファツィオリ)の中でファツィオリから優勝が出るとは思いませんでした。

実際、スタインウェイを選ぶ奏者が過半数以上ですから。

ベヒシュタイン、ベーゼンドルファープレイエルといった偉大な3大メーカーはすでに公式ピアノとしては使用されなくなっており、ほぼスタインウェイヤマハの2台メーカーが占めている中、日本のカワイ、新興のファツィオリが頑張っています。

3つのメーカーが100年以上の歴史を持つ中、ファツィオリは1981年創業、まだ35年目の若い会社なのですが、とうとうここまで来たという感じですね。

このメーカー、王者スタインウェイのアンチテーゼとしてピアノを作り始めたそうで、年産130台という小さな会社ですが、1台1000万円を超えるピアノしか出荷しておらず、その志の高さが作り手としての矜持を感じます。

 

ちなみに反田恭平さんはスタインウェイです。


www.youtube.com

 


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1次予選からファイナルまで並べちゃいました。

 

僕が好きな牛田智大さんの演奏も(*^_^*)

牛田さんはヤマハを選んでますが、ヤマハらしさを極限まで引き出す名演奏だと思います。


www.youtube.com


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YouTubeでは入賞者ガラコンサートも配信してくれています。

 

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www.youtube.com

 

カメラワークも素晴らしいので何回も見てしまします。

 

11月11日に東京オペラシティコンサートホールで「第18回ショパン国際ピアノ・コンクール2021優勝者リサイタル」があるようです。

ブルース(シャオユー)・リウの演奏が生で聞ける好機です。

 

行きたいけどムリかなあ( ;∀;)